◆読書感想ノート =子ども向け編=◆

無料-出会い--キャッシング-アクセス解析

◆11/14『ぼくと未来屋の夏』はやみねかおる 講談社 ミステリーランド第二回配本本 未来屋 人魚 2002/10 

 「未来を知りたくないかい?」
 なんて素敵な言葉なのでしょう。即ひかれてしまいました。未来屋さんは占い屋ではなく,本当に起きる未来を売る人です。
 しかも,それが一回100円っていうお値段もおもしろいです。
 後半は主人公の男の子と,未来屋さんの宝捜し。キーワードは人魚。主人公は作家を目指しているのですが,一部,その主人公が書いた小説でお話が進んできます。
 その小説部分にも注目です! 推理ものなのですが,ネーミングが最高です。どんなものかはぜひ手にとって見てください。

◆11/14『ほこらの神様』富安陽子 偕成社 願い事 秘密基地

 橋の下に秘密基地を作った男の子三人集のお話。そこへたまたまひろった神様のほこらをおくことになったのですが,たまたま願ったことが次々にかなっていきます。
 ほしかったゲームボーイももらえたし,弟は自転車に乗れるようになったし……。他の子もみんな願いがかなってしまうのです。
 そのほこらには神様がいるのか,それが読みどころです。

◆11/14『空へつづく神話』富安陽子 偕成社 神様の名前

 主人公の女の子のもとに,突然記憶を失った神様が現れます。名前を取り戻したい神様と,主人公が自分の町の歴史を掘り起こします。
 図書館でいろいろな文献を読んだり,町の人に話を聞いたり。
 その間神様は,一般人にも見えてしまうため蛇に変身します。蛇ということは,当然何かしらの事件がおきるわけで,そこらへんがおもしろかったです。

◆11/11『ムーンゲイザー 月を見つめて』高見ゆかり PHP  宇宙人 2002/7

 

◆11/11『ムーンゲイザー 月を見つめて』高見ゆかり PHP  宇宙人 2002/7

 主人公はある日突然月が見えなくなってしまう。友にはまんまるい満月がはっきり見えるのに,どう見ても見えなくなってしまう。
 そして同じ時期,主人公は自分のクラスのある男の子が気になってしょうがない。
 結果をいってしまうと,ちょっとな恋愛感情みたいなもの。だけど,男の子の正体は宇宙人だった。
 芝田勝茂さんの『サラシナ』のような関係かな。中身はまったく違いますけどね。
 ベターな話だとは思うけれど,非常におもしろいです。

◆11/11『ぼっこ』富安陽子 偕成社 ワンダーランド20 山の神 1998/6

 主人公と,主人公の男の子にしかみえない謎の少年「ぼっこ」とのあたたかいお話。
 自然の神の話って好きです。一瞬「千と千尋の神隠し」的雰囲気とか,上橋さんの「守人シリーズ」のような冒険的な感じもしました。
 なにかの推薦書にもなっていたような気がするこの作品,おすすめです。

◆11/6『東京サハラ』さとうまきこ 理論社 短編集

 孤独な世界に迷い込んだぼくの話、エッチなしの援助交際を申し込まれたぼくの話などなど、不思議でおもしろい話が盛りだくさんです。
 はじめは短編集なのでちょっと気が引けましたが、どれもこれもおもしろい。
 好きなのはやはり「ぼくの援助交際」。とてもきれいなお話です。援助交際なんだけど、ぜんぜん援助交際っていう感じがしないのです。
 キレイなお付き合いっていう感じであこがれてしまいました。

◆11/6『シノダ! チビ竜と魔法の実』富安陽子 偕成社 キツネと人間の子ども

 スタジオジブリでアニメ化になりそうな作品です。とにかく暖かくてほのぼのしています。
 キツネのお母さんと人間のお父さんを持つ子どもが主人公で、まわりで様々な事件が起きていくお話。
 小さな竜の子が家にきちゃったり、弟が蛇になりかけちゃったり……。はらはらどきどきさせられました。
 「となりのトトロ」と「千と千尋の神隠し」的な要素が含まれていそうな感じです。
 ぜんぜんストーリーは違いますが、雰囲気が似ています。
 最高によかったです。

◆11/6『なぞなぞパワーのヒミツ』このみひかる 大日本図書 なぞなぞの歴史

 とにかく、いろいろなパターンのなぞなぞが解説されていておもしろかったです。
 平安時代からなぞなぞはあったようです。初めは和歌かららしく、昔の人は頭がいいなあと、感心させられるものばかりでした。
 これは頭の体操になりますね。

◆10/28『空中都市008』小松左京 講談社 青い鳥文庫 fシリーズ 未来都市

前に出版されたものを改めて出したようです。あの田中耕一さんも子どものころ読んでいたらしいです。
これは未来の都市に生活する男の子の日常を描いたもの。ファンタジーとかそういう類ではないです。あくまで日常生活。
ちがうのは,今のこの2003年にはまだ実現していないさまざまなものが出てくることくらいかな。
宇宙船とかいろいろな通信機とか。章の最後にはそれらのことの解説が細かく書かれてあります。現在と比較して,アメリカではすでに実現しているとか,これから実現されるだろうとか,そんな感じで。
それだけでも十分に勉強になりました。

◆10/11『永遠の夏休み』 折原みと ポプラ社 天命水 親友の死 友情 

ある日突然,遠くに引っ越してしまった自分の友人が昔登った山で死体となって発見された。理由はわからないけど,友人は一人で山に入ったらしい。
主人公たちは,その事件が自分たちのせいだと思い,そのつぐないとしてその山へ行く。なんでも願いがかなうという,天命水を探しに。
亡くなったその親友も天命水を探すために山に登り,転落したことが後でわかる。
そこからのストーリーが泣かせられます。なんていい子なんだろうっていう感じ。
友情に感動しちゃいました。

◆10/9『ルドルフといくねこくるねこ』 斉藤洋 講談社 ネコ あらそい なかま 血統書

現在教育テレビの「てれび絵本」で放送中の物語の原作本でもあります。
人間の言葉がわかる猫の日常生活を描いたお話。
前にも一度書きましたが、これはシリーズもので、第三巻にあたります。
とにかくおもしろいんです。
今は猫と犬の関係を語ったりしているかな。
猫好きな人はぜひ一度。

★9/2『星のかけらV(完結)』名木田恵子 講談社 青い鳥文庫 恋愛 三角関係

いよいよ最終巻。マキ・マキト・詩織の三角関係にもやっと決着がつきます。 ラストはけっこう意外だった。 名木田さんは本当に恋愛話がうまいです。最近読んだ『天使のはしご』といいこれといい, 最高の恋愛だと思う。ドラマにしたらみんな泣いちゃうんじゃないかな。小説でこんなに感動できるんだから。

★9/1『星のかけらU』名木田恵子 講談社 青い鳥文庫 児童文学 恋愛

『星のかけら』二巻です。 このお話は,主人公の女の子,主人公の幼なじみの男の子,年上の人工授精で生まれた女の子の三人が中心になっています。 恋愛話ですので,三角関係っていうものです。 家庭のこともからみあっていて,続きがきになります。

★8/25『マジカル・ミステリー・シャドウ』芝田勝茂 学習研究社 ファンタジックミステリー館 児童文学 受験戦争 塾 悪の組織

国民一人ひとり順位をつけられる時代。世は再び受験戦争へ。 成績オール2の主人公マコトは塾に行かされる。それも影に知識を覚えさせ,自分は楽ができるというなんとも不思議な塾。マコトの成績はオール5へジャンプするが,体が影にどんどん飲み込まれてしまうというのがあらすじ。 そこらへんがホラーでなんだかにがてなんだけど,芝田さんの本は面白いので最後まですらっと読めてしまう。 「自分を見失わないこと」が作者の伝えたいことかな。

★8/9『天使のはしごD(完)』名木田恵子 講談社 青い鳥文庫 恋愛 児童文学

いよいよ最終回です。いっしょになるんだろうなあと思っていましたが、やはりそうでした。よくぞ受け入れたっていう感じです。まだ完全ではなさそうだけど、リュードのあの最後の一言は今でも心に残っています。
この話、極端にいうと「恋人を殺した人を好きになってしまう女の子の話」なのですが、すごく人間関係がいきいきと描かれていたり、しっかりと登場人物たちの心の動きを表していて、本当にいい作品です。完結するのはいいことだけど、もったいない気もします。

★7/26『天使のはしご』A〜C 名木田恵子 青い鳥文庫 恋愛 キックボクシング

一巻がめちゃくちゃおもしろかったので、いっきに三冊読んでしまいました。この人は本当にやさしい文章を書きます。 やさしいからよけいかなしくなるっていうか、感動するっていうか。一言でかんそうをいえば「そうちゃ〜ん」 って感じでしょうか。ネタばれになるのでその辺のことは伏せておきますが、読んで損はないです。 読まなかったらぜったいソン! ここはプッシュします!! わたしは泣きましたから。児童文学を侮ってはいけません。

★7/23『天使のはしご@』名木田恵子 講談社青い鳥文庫 児童文学 恋愛 ボクシング

前に読んだ『星のかけら』がおもしろくて,別のシリーズに挑戦です。 同じく恋愛もの。17歳と13歳だったかな。女の子のほうは言葉がしゃべれなく,それを男の子が気づかってくれるんです。 すごくいい関係。 で,主人公の声が出なくなっちゃった原因というのは,殺人事件を目撃してしまうからなのです。 それもただの殺人事件じゃない。 この一巻では声を取り戻すところまでいきました。 でも,その代わり大変なことになってしまいました。 2巻楽しみです。
さて,この作者名木田恵子さん,誰かと思ったら『キャンディキャンディ』のお話書いた人でした。 もっと驚いたのは,『赤い実はじけた』の作者だったこと。 そうだったんですね。 この人はいいです。


★7/21『ルドルフ ともだち ひとりだち』斎藤洋 講談社 児童文学

『ルドルフとイッパイアッテナ』の続編。 テレビ絵本で見たのがきっかけで原作チェック。 初めて知ったことは,この本を書いたのがルドルフだってこと。 ルドルフっていうのは,猫です。 猫なのに人間の言葉がわかるのは,それは教養がある猫だからです。 これは教養のある猫たち,または教養を身につけていく猫たちのお話です。 飼い猫と飼い主の関係。 飼い猫と野良猫の関係。 いろいろな猫関係を描いたヒューマンストーリーならぬ, キャットストーリーです。

★7/13『星のかけらT』名木田恵子 青い鳥文庫 恋愛 青春

小学5年生と6年生を描いた恋愛物です。 これがいいんです。 小学生なのに早すぎ!! と最初は思いましたが,許せるんです。 関係としては,一人の男の子を,同級生の主人公ときれいな6年生の女の子が好きになってしまって,奪い合いみたいな感じです。 いわゆる三角関係です。 話は次の間に続きますが,楽しみになってきました。

★7/7『ダブル・ハート』令丈ヒロ子 講談社 児童文学 双子 恋愛

死んだはずの双子の妹が突然主人公の前に現れる話。 その妹、幽霊でもないし、本物ってわけでもない。 正体は不明。性格は正反対。 そんな妹と主人公の日々は楽じゃない。 通り魔事件から知り合った男の子との交流を通して、家族ともめたりの日々。 とにかくおもしろいです。 男の子との恋愛はさいこーだし。 おすすめです。
あ、でも、最後の終わり方が気になるなあ。結局、お父さんとの仲は回復できたのかなあ。 (できたとは思うんだけどね、一応)

★『あらしのよるに』 きむらゆういち 絵本

ヤギとオオカミの友情物語。 ふとしたことで友だちになったこの二人。 しかし、オオカミの大好物はヤギ。 だけど、二人は信頼しあっているんです。 友だちを信じることの大切さを教えてくれる一冊。 最終回では大粒の涙を流してしまいました。















[★高収入が可能!WEBデザインのプロになってみない?! Click Here! 自宅で仕事がしたい人必見! Click Here!]
[ CGIレンタルサービス | 100MBの無料HPスペース | 検索エンジン登録代行サービス ]
[ 初心者でも安心なレンタルサーバー。50MBで250円から。CGI・SSI・PHPが使えます。 ]


FC2 キャッシング 出会い 無料アクセス解析