◆読書感想ノート =一般書編=◆

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★12/9『らくだこぶ書房│21世紀古書目録』クラフト・エヴィング商會 筑摩書房 未来からの郵便物 2000/12

 クラフト・エヴィング商會にある日未来から古本の蔵書目録が届きます。その蔵書,どれも未来に出版されたものばかりのすてきなもの。
 新しいのに古いもの。とても魅力的な言葉です。
 本書の出版年は2000年で,中には2003年出版の本もありました。
 「おお,今年じゃん」とちょこっとはしゃぎながら読んでしまいました。
 そしてラストのページにはすごく不思議な仕掛けまで待っています。
 これがどんなものなのか気になった方は,ぜひお手にとってごらんくださいませ。

★12/9『どこかに○いってしまった○ものたち』クラフト・エヴィング商會 筑摩書房 1997/6

 上の本とは逆に,今度は過去のお話です。昔はあったんだけど,今は行方不明のもの。
 もちろんこれも作り話なんだけど,本当にあったものだとどうしても信じてしまいます。種明かしされても,その写真がとってもきれいで現実味があってうそのように思えないのです。
 どうやってそのようなものを作っているのでしょうか。とても気になっています。

★12/2『フリッカー式』佐藤友哉 講談社ノベルス ミステリ 妹

 西尾維新さんの『きみとぼくの壊れた世界』の関係で読んでみました。
 妹萌えらしいので。カバー裏のコピーもすごい。「ああ,お兄ちゃんという人は・・・」みたいな感じ。正確なものは覚えていません。
 ストーリーは,妹がレイプされて自殺してしまい,その兄である主人公がレイプ犯の子どもに復習していくという話。
 西尾さんと同じ一人称なので読みやすい。
 感想は,登場人物たちがかなりキケン! 少し前にアメリカで一人の容疑者が何十人もの女性を殺したことについての裁判のニュースが報じられていましたが,それ以上の犯罪を犯しているやつがここにいます。

★11/14『クラウド・コレクター 雲をつかむような話』クラフト・ヘヴィング商會 筑摩書房 タロットカード 1998

 最近注目の作家さん方です。というのは,お二人での執筆だからです。
 不思議な写真と不思議な物語が盛りだくさんです。
 個人的にすきなのはタロットカードのお話でした。知っていたのは名前のみだったのでとても勉強になりました。
 あとは,本のデザインがとっても素敵です。だからこんなに高いし,写真もきれいなのか……と納得。それに似合う価値ありです!

★11/11『森博嗣の浮遊研究室2 未来編』森博嗣 メディアワークス エッセイ 2003/10

 ダ・ヴィンチのHPに連載されたものを一冊にまとめたもの第2弾。今まで考えたことはないけれど,不思議な話がもりだくさんでした。
 一番感心したのは,数字を数えるとき「いち,に,さん,し,ご,ろく,しち,はち,きゅう,じゅう」というのに,逆から読むと「じゅう,きゅう,はち,なな,ろく,ご,よん,さん,に,いち」といってしまうこと。
 どういうことかというと,「4」「7」に関しては音読みと訓読みをしてしまうということなんです。
 実際,わたしもそうなんです。どうしてでしょう。
 そのわけもちゃんと本書に書いてありました。
とても勉強になりました。ありがとうございました。

★10/28『ナイト 脱げなかった鎧の秘密』 ロバート・フィッシャー アスペクト 少々哲学 愛

とらわれの身の娘を助けるなど,正義感の強いナイト。何かあったらいつでもすぐに駆けつけられるようにと,24時間鎧をはずすことなく奥様と生活をしている。
そんなナイトはある日奥様に鎧をはずすようにといわれる。なぜ鎧を着け続けるのかと心配になったのだ。
奥様の悲痛が身にしみ,ついにナイトは鎧をはずす決心をする。そして兜を取ろうとしたとき,そればびくともしなかった。
なぜ鎧は脱げないのか。それを語った物語。
中ごろには愛の話になります。
今一歩テンポが悪い感じ。まあまあかな。

★10/16『毎日は笑わない工学博士たち』森博嗣 幻冬舎 日記

最近気になっていたので読んでみました。気になった理由は,講談社ノベルズだから・身近な大学の助教授だから・人気があるからです。
小説のほうはのめりこめなかったので日記から入ってみることにしました。とても厚い本ですが,中身がとてもおもしろかったです。
どうおもしろいか? それは,話に知っている地名が出てきて身近に感じることとか,どんな生活をしているかが細かくわかることとかいろいろ。
今日は続いて『すべてがEになる』も読了しました。こっちのほうが早く出版されている日記です。
こちらもおもしろかったです。自分の作品の解説とか説明とかが書いてあるのですが,個人的には『詩的私的ジャック』が気になっています。

★10/11『じつは、わたくしこういうものです』クラフト・エヴィング商會 平凡社 不思議な職業紹介  

これが、かなりいいんです。
連作短編というか、ふつうの小説とは違う、仕掛け小説というか。
月光密売人。時間管理人。沈黙先生秒。針音楽師。
これ以外にも、いろいろな職業の人たちが自分の職業について語っています。
特に、「月光密売人」なんて気になりませんか?
月光なんて密売してなんの意味があると思った方はぜひ読んでみてください。

★10/9『幽霊刑事』有栖川有栖 講談社 講談社ノベルズ ミステリ 幽霊 犯人探し

有栖川有栖さんの作品。
火村さんとかのシリーズではないです。
主人公は刑事。だけど上司に殺されてしまうんです。
幽霊になった主人公は上司を訴えようとしますが、自分の存在を誰にも伝えることができません。
というような感じで始まります。
少し前にテレビ放映された映画『ゴースト ニューヨークの幻』や、石田衣良さんの『エンジェル』みたいなお話です。
本の帯にかなりプッシュする言葉が書いてあるのですが、それはウソではなかったです。
めちゃくちゃおもしろかったです。 いっきに読んじゃいました。

★9/12『新本格魔法少女りすか やさしい魔法は使えない』西尾維新 講談社 ファウスト 事件 魔法 

講談社さんから新しく創刊した雑誌に掲載された読みきり小説。主人公は10歳の男の子。タイトルにあるりすかちゃんは10歳の魔女っ子。10歳でもすご腕の魔女らしく,使う魔法もかなり高度です。しかもせりふもおもしろいし。 この男の子のほうもいい感じ。第一声は「やあ,りすか。愛しにきたよ」ですから。読む価値120%です!!

★8/22『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』滝本竜彦 角川書店 チェーンソー男vs美少女

絵里ちゃん、君はすごくかっこいい。あなたとの出会いはNHKの青アド。そのときから一度原作を手に取ってみたかったです。だって、チェーンソー男なんてめったにいませんよ。 そいつとどうして戦わなくちゃいけないんですか。 理由を知りたいじゃないですか。 とてもおもしろかったです。

★7/4『L文学完全読本』斉藤美奈子 小説紹介 エッセー

著者の少女時代から始まる本についてのお話。L文学のLとは、レディ・ラブ・リブなど。とにかく、女の子を元気にする小説のこと。 コバルトから大人向けまで幅広いことがのっています。 おもしろかったです。

★7/3『魔法飛行』加納朋子 創元推理文庫 不思議ミステリ

『ななつのこ』の続編にあたる本です。とある作家と知り合いになった大学生の女の子が、自分でも小説を書いてみるというお話。 それがおもしろい! 不思議がいっぱい。ありえる不思議だから現実感があっていいのです。 お気に入りは、名前がたくさんある女の子の話。

6/28★『魔性の子』小野不由美 新潮社文庫 十二国記外伝

十二国記シリーズの外伝。泰麒が蓬莱に記憶をなくしたまま戻ってしまい、そこで起こる怪奇事件の数々。十二国記本編とは出版元が違いますが、表紙担当はおなじみの山田章博さんです。 この本は、単独で読むよりも、十二国記の世界を知った上で読んだ方が何十倍も楽しめる気がします。 いきなりこれを読むのはさけたほうがいいいですね。 本編は講談社から発売されています。

★『NHKにようこそ』 滝本竜彦 現代 

ひきこもりの生活を描いたのはこの作品。 おもしろいところはNHKを”日本ひきこもり教会”と訳し、自分のひきこもり生活の原因を、NHKのせいだとしていること。 引きこもりは現在重大な問題となっている。これはわりと前向きに生きるという生活。
















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