読書記録2006年3月

★一般書 ●ライト・ティーンズノベル ■ヤングアダルト ◆子ども向け ☆まんが

★3/28『青空の卵』坂木司 東京創元社 創元推理文庫 06/2
 ひきこもりの名探偵の話。
 レーベルが違えばBL路線に入りそうな、微妙に女性向ミステリかもしれない。
 BLは嫌いだけど、こういうぎりぎりのやつは大好き。
 二人の関係に惚れるよ。

☆3/28『暴れん坊本屋さん 2』久世番子 新書館 ウンポコ 06/3
 めっさ笑えた。
 例えがうめー。
 絵のバリエーションが広い!
 元書店アルバイト店員として尊敬する。
 番子さんて芥川賞の中村さんと同級生だったんですね。
 愛知ってことは知ってたけど、そこまでは存じず。

☆3/28『C.M.B 1』加藤元浩 講談社 月刊マガジン 06/3
 おもしろいと帯で銘打っていたけど、そうでもなかった。
 裏切られた。
 設定は面白いんだけど、普通の謎解きじゃん。

☆3/27『A.S. 1〜2』前川たけし 講談社 月刊マガジン 06/3
  タイトルの「A.S.」はアニマル・センスのこと。
 主人公の文月は、動物の「目」に入る能力を持っている。
 犬と目を合わせれば、犬の低い視線から景色を見ることができ、さらに犬の位置から回りの音を聞くことができる。
 さらには、いいように動かすことも出来る。
 命令は何でも可能。
 話の流れとしては、動物世界を楽しむファンタジーではなく、能力を生かして事件を解決する系。
 借金とか監禁とかヤクザとか、そういうのが苦手な人にはオススメできません。
 まだ2巻だからどうなるかはわからないけど。
 個人的には微妙だった。

☆3/27『リアル 5』井上雄彦 集英社 ヤングジャンプ 05/11
 戸川すげー、野宮すげー。
 心が強すぎる。精神強すぎる。みんな強すぎる。
 元気出るよ。自分の悩みがみみっちくみえるよ。


★3/27『夜市』恒川光太郎 角川書店 05/10
 すごいおもしろかった。
 夜市があるからって、主人公の祐司が高校時代の同級生を誘い二人で行くのです。
 三途の川から拾ってきた石だとか、選ばれたものしか抜けない剣とか、なんか不思議なものばかり売ってるんですよ。
 夜市の風景描写がすばらしく新鮮。
 いい才能してます。聞いたことない言葉だらけ。
 行って見たい!
 (「妖怪アパート」の骨董屋は、絶対ここでブツを仕入れているに違いない(笑))
 これが面白い展開になっていくんですよ。
 弟の話が泣ける。
 久しぶりに一般文芸書で熱くなれました。
 

☆3/26『鋼の錬金術師 13』荒川弘 スクエア・エニックス ガンガン 06/3
 再び鳥肌。
 真理の扉のシーンは、鳥肌立たなかったことはございません。
 しかもそこにアルがいるし。
 長髪だね。
 あと、大総統のところとか、エンヴィーのところもよかった。
 続きも楽しみ。
 お父さんが“お父さん”なんですかねえ……。

☆3/25『はこぶね白書 1』藤野もやむ マッグガーデン コミックブレード 06/3
 人間の主人公福田ねこが入学してしまったのは、人間になりたい動物のための専門学校。
 人間であることを悟られちゃいけないと約束されます。
 おもしろかったです。
 ほのかに「千と千尋の神隠し」のような世界観。
(簡単に出たり入ったりできないところが)
 初めに仲良くなった猫の鈴原みぃ子。
 狸の英泉寺れいら。
 同じく狸の鎌場梅花。
 狐の荒木孤タ郎。
 で、注目すべきはもう一人の人間、宅間裕一ですかね。
 男が読んでも女が読んでも受けそうなネタがたんまり入ってましたわ(笑)。

☆3/25『おおきく振りかぶって 6』ひぐちアサ 講談社 アフタヌーン 06/3
 試合開始。
 この間で終わるかと思ってたけどそうでもなかった。
 分厚かったからてっきり最後まで載ってるかと思ってました。
 阿部と三橋最高!

☆3/25『テレパシー少女蘭 2』あさのあつこ・いーだ俊嗣 講談社 シリウス 06/3
 らぶらぶやねー。
 なんて思いながら読んでました(笑)。

☆3/24『ふたつのスピカ 10』柳沼行 メディアファクトリー フラッパー 06/2
 めちゃめちゃよかった。
 シュウのがんばりといい、ケイちゃんのがんばりといい、アスミのがんばりといい、まりかちゃんのがんばりといい……。
 すごい! すごすぎる。
 わたしも見習わなくては! 背中がぴしっとなりました。
 泣けるよ、あたたかすぎるよ……。

◆3/24『天のオルゴール 新シェーラひめのぼうけん7』村山早紀 童心社 フォア文庫 06/3
 チニの話も泣けるんですけどね、今回は出番少なくてもハッサンの言葉にやられたっ!
“もし本当の自分が気に入らない自分だったら、今の自分から見て気に入らない自分だったら、そのほんとの自分は、すててしまってもいいんじゃないか?”
 妙に感動。


◆3/18『ワルガキと魔女の転校生 地獄堂1-6』香月日輪 ポプラ社  96/4
◆3/18『ワルガキと満月の人魚 地獄堂1-7』香月日輪 ポプラ社  96/8
◆3/18『ワルガキとひとりぼっちの超能力者 地獄堂1-9』香月日輪 ポプラ社 97/5
◆3/18『ワルガキ 最悪の危機 地獄堂2-3』香月日輪 ポプラ社 01/12
◆3/18『闇からの挑戦状 地獄堂2-4』香月日輪 ポプラ社  03/1
◆3/18『幸福という名の怪物 地獄堂2-5』香月日輪 ポプラ社 03/12
 図書館でババッと読んできました。
 すごいためになる教科書だった!!
 児童書といえど、書き手は大人。
 主人公は子どもといえど、彼らを助けているのは大人。
 大人の発言がぐっと胸にくる。
 もちろんワルガキ三人組の行動も光ってるし。
 妖怪アパートもそうだけど、めちゃくちゃ感動しちゃったよ。
 特に、『幸福という名の怪物』。
 幸せとはどういうことか。すっげー哲学書だった。
 あなどれん。

☆3/18『ROSE HIP ZERO 3』藤沢とおる 講談社 マガジン 06/3
 よくやってのけたなあと思う。
 そして、また新たな敵と謎が。
 最初は面白かったんだけど、だんだんと見ていられなくなりつつあり……。
 拳銃ぶっ放し系は苦手です。

☆3/18『金色のガッシュ!! 24』雷句誠 小学館 サンデー 06/3
 テッドのことが気になりまくり。
 
☆3/18『バッテリー 3』柚子庭千景・あさのあつこ 角川書店 ASUKA 06/3
 原作の1巻がここで終わり。ついでにいうと、文庫収録の番外編まであるじゃないですか。
 うれしかった。


■3/17『妖怪アパートの幽雅な日常 5』香月日輪 講談社 YA! ENTERTAINMENT 06/3
 めちゃくちゃおもしろい!!
 滝がほしいって、すぐに作れるとこが「ヲイっ」vv
 空見てみてー。
>古本屋さん
 今回もナイスな役どころ。地獄の道は云々のこともっと聞かせてー。
>アムリタ
 これすげーよ。FFかと思ったよ。
 飲んでみてー。7ヶ月でもいいよ。十分。
 あの一滴だけかと思ったら夕士クンいただいちゃったわけね。
>青木先生
 やさしすぎます。ウザく感じる。あの信者は何!
>千晶先生
 いいキャラしてる。携帯電話のシーン好きだ! そういう先生好き。
>神谷生徒会長
 惚れたよ。かっこよすぎだよ。天才だよ。
>田代
 君の情報収集力はすごい。
>小夏ちゃん
 ちょっと同情する部分はあるけれど、やはり理解できん。
>古本屋さんへのリベンジ
 ムフフなシーンでした。あー、でも逆にやられてましたね(笑)
>千晶先生と夕士クン
 ちょっとこれ、サービスしすぎー。やばいよ、マジでやばいよ。
 リベンジよりいっちゃってるよ。
 笑いが止まらなかった(笑)。
 しかも田代さん、携帯電話解禁バンザイ♪ って、それそのあとどうするんだよ。
 脅しのネタに使う気か?
>全体感想
 超楽しかった★

●3/16『夜叉が池幽霊事件(終)』風見潤 講談社 ティーンズハート 06/3
 予告もなしに最終回。
 それも、作者の事情じゃなくて出版社の事情かよ。
 は、廃刊――。
 折みとさんのアナトゥールが終わったからだ。きっとそうだ。
 本が厚かったわりには最後が気に入らない。
 もっとエピローグ長くしてほしかったなー。
 昔の方がおもしろかった。

★3/16『ちーちゃんは悠久の向こう』日日日 新風舎 05/1
 あらすじにホラーとあったので避けてたけど結局読んだ。
 ホラーは現実味がなくて嫌いだから。
 でもこれは、17歳が書いたというだけあって、
 ホラーというよりは、10代の少年少女が持つ心の闇のほうが強く描かれていた。
 桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』とか滝本竜彦の『NHKにようこそ』とか西尾維新の「戯言シリーズ」とか?
 どことなく似ているような似ていないような。
 彼の表現力には参りました。すごすぎる。うますぎる。
 新人賞総なめできるわけだわ。
 でも、最後は微妙だった。
 いいといえばいいんだけど、やっぱホラーは苦手。

★3/15『試作品神話』大塚英志・西尾大介 角川書店 06/3
 一般書籍かと思ったら、分類では一応絵本らしい。
 でも、対象は大人なんだろうと思う。
 だってこれ、子どもが読んだら絶対勘違いして牛乳飲まなくなるぞ?
 とりあえず、牛乳嫌いな人と大人になりたくない人におすすめ。
 神さまを拾った子どもたちが、生まれたばかりの神さまにいわれるんですよ。
 給食のミルクを飲んだらつまらない大人になるぞって。
 なぜなら、月の砂が混じっているから。
 月の砂にはそういう効果があるらしい。
 牛乳を飲みましょうといういわれている世の中、この発言に笑ってしまいました。
 ある意味、牛乳は毒だというわけです。
 大人になると好奇心や興味が薄れるのはそういうことであったか……。
 なんて思っちゃいました。
 誰かの陰謀かよ(笑)
 いや〜、おもしろかったです。

●3/15『吸血鬼の綺想曲』川村蘭世 集英社 コバルト文庫 97/9
521年生きている吸血鬼と、絵を描く少女の話。
 なんというか、ただなんとなく生きている吸血鬼と、
 目標を持って短い人生を送っている人間との比較といいますか、そんな感じ。
 喪失感が漂ってます。
 同時収録の『灰色の回旋曲』は、同じく吸血鬼モノ。
 吸血鬼を殺す家系に生まれた吸血鬼を殺す者が主人公で、
 彼は古本屋にて、<山田花子>さんという吸血鬼に会う。
 こちらのほうがおもしろかった。

☆3/14『BAKU 1』びっけ ビブロス ビブロスコミック 06/3
 悪夢を喰う獏と夢人の話。
 期待していたけれどそれほどでもなかった。



◆3/11『ワルガキ、生き霊を追って走る! 地獄堂2』香月日輪 ポプラ社 94/12
◆3/11『ユーレイ屋敷の家なき子 地獄堂3』香月日輪 ポプラ社  95/4
◆3/11『ワルガキ、初恋をする!? 地獄堂4』香月日輪 ポプラ社   95/7
◆3/11『ワルガキvs死神 さいごの戦い 地獄堂10』香月日輪 ポプラ社  97/11
◆3/11『魔弾の射手 地獄堂2-1』香月日輪 ポプラ社 01/2
 ↑五冊まとめて感想。
 地獄堂霊界通信シリーズ。
 やばい。みごとにハマった♪
 イラストが怖いとかそんなの関係なし。
 話にのめりこんだら素敵に思えてきた。
 キャラクターが愉快すぎる。
 妖怪アパートの幽雅な日常』の作者さんだから、という理由で読んだんですけどね、
 世界がリンクしてる。
 プチの上の本、「ヒエロゾイコン」本物登場しちゃってるよ。
 すんげえ強えよ。
 謎多き龍さんに関しては、これ読んでまた謎が深まった……。
 藤門蒼龍さんと雲龍さんとの関係知りたいよ。
 おもしろすぎ!!

◆3/11『忍者KIDS 10 さいごの極意(終)』斉藤 栄美 ポプラ社 05/10
 跡を継ぐものって大変ですね。
 いろんな試練ありますね。

☆3/9『ペンギン革命 3』筑波さくら 白泉社 LaLa 06/3
 ついに核心に迫りましたか!?  二人の関係にますます注目。
 まさかこんなに早くなるとは……。


●3/5『ネクラ少女は黒魔法に恋をする』熊谷雅人 メディアファクトリー MF文庫J 06/1
 第1回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作。
 すごいおもしろかった。
 萌え系かと思ったら大間違いです!
 読者対象は女性じゃないのか? というほど、女の子を勇気付ける本。
 普通の、いや、普通以上の恋愛&青春&成長小説ですよ。
 児童書にしても全く問題なし。
 というか、児童書かヤングアダルト化にして全国の女子中高生に読ませたい。
 とにかくこれ、成長の仕方がうまく描けてる。
 メッセージ性が強い!
 自分に自信のないすべての女の子を救えそうな気がします。
 そのほかの読みどころとしては、契約解除シーン。
 彼女は恋をして契約違反しましたからね。
 だけど契約者は悪魔。
 なまぬるい対価では解除できないのです。

■3/4『ハッピーノート』草野たき 福音館書店 福音館創作童話シリーズ 05/1
 ・友だちとうまくやりたくて嘘をつく自分。
 ・楽しくやるために夢を現実のように話す自分。
 ・明るみえた霧島くんの知らざる裏側。
 ・塾で知り合った、派手な服着ているリサの裏側。
 いろいろなことが見えてくる。
 いろいろなことが起こる。
 ハッピーでいるって難しい……そんな本。
 おもしろいです。
 この本読んで、ミスタードーナッツに行きたくなりました。
 そういや、西尾維新の「戯言シリーズ ネコソギラジカル(中)」読んだときは、フレンチクルーラー食べたくなったなあ。
「今日はオールドファッション? じゃあ、ぼくも同じのにしよう」
 聡子と霧島くんの関係が素敵すぎます!

☆3/4『BLEACH 21』久保帯人 集英社 ジャンプ 06/3
 ソウルソサエティ編ラスト。
 アニメで見ているからなんか新鮮味が足りなかった。
 あ、でも一護のとうちゃんが出てきたシーンはおもしろかったです。

☆3/4『ダブル・フェイス 8』細野不二彦 小学館 ビックコミックス 06/2
 フーのことがわかってくると面白い。
 拘置所の話好き。

◆3/4『ゆうすげ村の小さな旅館』茂市久美子 講談社 わくわくライブラリー 00/7
 おばあさんが経営する旅館に、不思議なお客がつぎつぎと訪れるファンタジー。
 満月の水の話、最高によかった。
 この人書き方うまい。

☆3/3『でりつま』山名沢湖 双葉社 06/2
 1ページで1ストーリーのショートショート。
 登場人物たちは同じ。
 ・専業主婦のももよ
 ・男子校教師のすみこ
 ・ライターのたまよ(旦那は少女漫画家)
 三人は高校時代からの友達。
 けっこうおたくな生活をしていたっぽい。
 わたし好みのネタが多かったです。

☆3/2『拝み屋横丁顛末記 6』宮本福助 一辻舎 ゼロサム 06/2
 今回も笑いまくり。
 大家さんの最強振りといい、じじ3人組のぼけっぷりといい、幽霊たちの楽しさといい……。
 とくに肖像画の事件笑えた。
 ナイス!

☆3/1『アクアリウム』須藤真澄 秋田書店 00/7
 水族館を舞台にしたメルヘンファンタジー。
 会話できる少女の子ども時代から大人までの成長。
 これもよかった。
 水族館に魅力感じる。

◆3/1『だんだら山のバク博士』富安陽子 理論社  理論社ライブラリー 97/6
 夢の世界と現実の世界をいったりきたり。
 この不思議さが好き。






   











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