☆1/31『庭先案内人 1』須藤真澄 コミックビーム 06/1
メルヘン世界が満載です。
全10話の中でのオススメは、「アングラ」。
アンダーグラウンド。地の下。
突然床に空いていた穴に落ちていく少女。
行き着いたはお酒が置かれたカウンターバーで、
次から次へと少年たちがやってきてお酒を頼んでくる。
少女は何故落ちたのか、
少年たちの正体は。
なかなかの作品。
◆1/31『ぼくらのケータイ3days』さとうまきこ ポプラ社 Dreamスマッシュ! 05/9
省吾と雄介が町で拾った携帯電話。
バッテリーはまだもっていて、あやしげな電話やメールがくる。
「今晩八時、まってるからね」
「わかってるじゃないの、いい子ね、マシュー」
発信者は複数人。“女神さま”“ステファニー”など。
携帯の持ち主の名前は、“マシュー”? “ハジメ”?
なんで複数の名前があるんだよ。
彼ら(持ち主と相手)は何をやっているんだ?
かなり真相が気になる話です。
主人公たちはこのあと正体を隠し、相手との接触を図ります。
謎解きが面白い。
●1/31『サマー/タイム/トラベラー 1』新城カズマ 早川書房 ハヤカワ文庫JA 05/6
タイムトラベル小説なんだけど、今までのとはちょっと違う。
なぜなら、主人公ではなく主人公の友だちがそれで、
たった3秒だけ未来にいけるというちょっと変わった設定だから。
実在する様々なタイムトラベル小説のタイトルを挙げながら、
タイムトリップについて調べるシーンがたくさん出てくる。
ここもいい。
世の中にはこんなにも多くの作品があったのかー。
☆1/30『大奥 1』よしながふみ 白泉社 メロディ 05/10
ドラマ見てないのでどこまで同じなのか知りませんが、なかなかの女性向?
さすがよしながふみといいますか、おもしろい世界でした。
☆1/29『神の雫 5』亜樹直・オキモトシュウ 講談社 モーニング 06/1
ソムリエコスプレが素晴らしく美しい。
&ワインから見える風景。
これ、本当に見えるのかよーって突っ込みたくなる。
きれいだから好きですけどね。
◆1/29『満月の夜は、なぞだらけ』澤田徳子 文研出版 文研じゅべにーる97/11
母親をなくしてしまった兄弟のもとに、なぞのおばさんが住み込みに来る。
おばさんはお母さんの知り合いっぽいけどなんかへん。
その後、またお母さんの知り合いっぽいお兄さんが現れるし……。
この人たちって誰?
っていう話です。
おばさんとお兄さんは満月の夜いつも集会に出かけ、兄弟はあとを追いかけて正体を知る。
うん、なかなか!
こういう話大好き。
◆1/29『またたびトラベル』茂市久美子 学習研究社 創作シリーズ 05/1
「またたびトラベル」という旅行会社がおくる、ふしぎな旅。
6つの連作短編。
くつが合わないというサラリーマンや、新作がかけないかけだし作家、就職先が決まらない短大生などがやってきます。
最近すばらしいファンタジーばかりに居合わせてます。
まだまだいろいろ発見できそうです。
◆1/29『そよかぜ姫の冒険―千年の眠りからさめた竜』宮野 素美子 講談社 わくわくライブラリー 92/9
第32回講談社児童文学新人賞佳作。
自分の名前がきれいなそよかぜ姫。
ある日王様に“竜を退治したものと結婚だ”といわれ、自分で退治しに行く。
いい暮らしをしている一方、庶民のこともわかっているじゃないの、という感じです。
楽しめました。賞とっているだけあります。
◆1/29『ぼくがぼくになるまで』沢村凜 学習研究社 エンタティーン倶楽部 05/1
なんだかわけのわからないあやしい表紙イラスト。なんでこれが採用されたのかが不思議だ。
正直気に入らない。
でも、中身はけっこう面白みがあった。
自分が何者なのかわからなくなった「ぼく」が、自分探しをする話。
ミステリー系です。
森絵都の『カラフル』よりかはやや非現実的だけど、“へ〜、こんなこともあるかも。”というラストだった。
☆1/28『レモネードBOOKS 1』山名沢湖 竹書房 まんがらいふMOMO 06/1
読書オタクの岩田くんと付き合うことになった森沢さん。
本を通じた二人の行方が描かれてます。
↓本好きにはたまらない内容♪
・お気に入りの本は3冊買う!
(読む用、保存用、布教用)
・待ち合わせは本を読んで待つ
・いつでも本を持ち歩く、愛してる書店がある
・古本市に行く、お風呂で読書する、栞好き
・図書館員に顔を覚えられている、部屋は本だらけ
・本の中のキャラクターに恋してる、本屋バイトをしている
一つでも当てはまる方はぜひ!
ちなみに私は、とある3つ以外はすべて該当しています。
☆1/28『かみちゅ! 1』ベサメムーチョ・鳴子ハナハル メディアワークス 電撃大王 06/1
中学生が神様! 略して“かみちゅ”
アニメが文化庁の賞とっただけあって、そのコミック版もなかなか。
アニメのコミック化は信用していないんだけど、おもしろかったです。
アニメも見てみたい。
どことなく、『千と千尋の神隠し』的な要素がたくさんでてきて、神様がいっぱいでてくる。
ほんわかな雰囲気の作品。
次回も期待大。
◆1/27『いえででんしゃはこしょうちゅう?』あさのあつこ 新日本出版社 おはなしの森 04/9
1巻の存在を知らずに2巻から。
前回乗った家で電車、今度は家出する気もないのにやってきます。
これは誘拐電車疑いをかけられるものの家出電車だと信じてもらえた車掌さん。
故障が直ると、主人公のさくら子とけいすけを乗せ旅立つ。
おもしろいたびでした!
後半いきなりスケールがでかくなって驚き! すばらしかったです。
◆1/27『きつね山の夏休み』富安陽子 あかね書房 ジョイ・ストリート 94/7
1995年の課題図書に指定された作品。
というだけあってめちゃくちゃおもしろい。
おばあちゃんが住んでいるきつね山に、小学生の男の子が一人で訪れる話。
妖怪やきつねがいっぱいでてきて楽しいんですよ。
不思議な話だったわ〜。
☆1/27『午後の恐竜』星新一原作・アンソロジー 秋田書店 ミステリー・ボニータ 03/7
星新一のショートショートのコミック版。
昔読んだことがあるやつがけっこうありました。
忠実に再現されているわけなくて、ちょっとわかりやすいようになってました。
ホラーっぽくて怖いのが多かったです。
●1/26『ヤングガン・カルナバル』深見真 徳間書店 トクマノベルス 05/6
漫研所属で楽しい生活を送っている高校生、塵八。
いつも学校をサボりまくっている女子高生弓華。
二人は中堅犯罪結社<ハイブリッド>のボス“白猫”に育てられた凄腕のヤングガン。
銃を持った殺し屋です。
学校にいるのに携帯かかってきたり、屋上で武器いじくったり。
二人はお互いの素性を知らないまま生活しているのですが、
いろいろあって出会い、一緒に仕事をすることになります。
若い世代の犯罪が多い中、高校生が殺し屋ってどーよっ。
あくまで小説の世界ですけど。
(ちなみに、彼らに罪意識はございません)
東野圭吾のドラマ「白夜行」見てても思うんですけど、
犯罪は犯していいのか、悪いのか。
難しいです。
☆1/26『スパイラル 〜推理の絆〜 15(完)』城平京・水野英多 スクエア・エニックス 06/1
ついに最終回!
本誌読んでいたので知っていましたが、ひよのに関してはけっこうショックでした。
あんたも裏切り者かい!
いつまでも鳴海さんのそばにいてほしかったなあ。
>これで納得いくか?
あとがきにもありましたが、わたしはなんとも。
ブレードチルドレンどうなるのだろうとか、
なんかいろいろまだ謎があるきがしてしょうがない。
最後切ないし。
☆1/26『ソールメイトツーリスト 1』ふる鳥弥生・根元新 講談社 シリウス 06/1
新創刊したシリウスの幽霊モノ。
旅を通じて幽霊の未練を取り除こうとするやつ。
まあまあの展開。
でも、成仏した人にも逢えるっていうのがまた新しい解釈でおもしろかった。
☆1/26『ぼくと未来屋の夏 1』武本糸会・はやみね かおる 講談社 シリウス 06/1
猫柳さんのイメージが小説とぴったりだ(笑)
成功したな、と思いました。
夢水さんと同じくらい事件の真相解くの早くて、一人だけわかってて、
謎解きをせがむ主人公には教えてくれない。
じれったすぎです(そこがいい)。
☆1/26『もっけ 5』熊倉隆敏 講談社 アフタヌーン 06/1
今回も大満足してます。
ありえそうな話だわ。
この世界にこんな妖怪たちがいたらいいなと思う。
とくにイタチさん。
桜の話も好きです。
☆1/26『よろしく・マスター』筑波さくら 白泉社 LaLaDX 05/11
サンタクロースになりたいってこと、ちょっと思ってまして。
それが見事この中に表現されているといいますか……。
めちゃくちゃおもしろい主従関係楽しませてもらえました。
★1/25『はるがいったら』飛鳥井千砂 集英社 すばる 06/1
先輩が書いた著書。
小説すばる新人賞受賞作です。
年齢的にずれていた部分あって園の気持ちあまりわからなかったのですが、
全体的にきれいな純文学。
犬の介護っていうのもおもしろい。
今の時代、ペット(特に犬)って華やかなイメージしかないから。
ネットでの評判は良いみたい。
■1/24『なまくら』吉橋通夫 講談社 YA!ENTERTAINMENT 05/6
生きることについてかなり考えさせられる。
これを読むと、今の時代は幸せだなと思う。
人生の選択に困っている人には、
何かヒントになるかもしれない。
オススメは「車引き」。
恋モノなんです。
◆1/23『神様ゲーム』麻耶雄嵩 講談社 ミステリーランド 05/7
この話の面白いとこは、神様が関わっていること。
鈴木くん(=神様?)があっさり事件の答えをいうのですが、
信じていいのかわからない。
何者なんだよって感じです。
彼が語る神様理論は完璧すぎてよけいにわからなくなるし。
読んで損はないです。
おもしろいです。
ただ最後は、東野圭吾の『白夜行』の一場面みたくショッキングなことに。
子どもの読み物で果たしていいのだろうか。
少なくとも、小学生には読ませたくない。
大人でもこれはショックだと思う。
★1/23『みんな元気。』舞城王太郎 新潮社 04/10
家族入れ替え物語り。
ただし、けっこう哲学的で考えさせられる要素が強くあった。
いきなり起こった事件ですからね。
なかなかおもしろい。
◆1/22『コウヤの伝説 1〜2』時海結衣 童心社 フォア文庫 05/3〜06/1
これは児童書としてはトップレベルに入るのではないかと。
超面白いです。
フォア文庫の中だと、シェーラひめ、少女海賊ユーリに匹敵するくらい面白い。
運命的導かれといい、仲間の存在といい、主人公3人の生い立ちといい……。
マジでいいです。
◆1/21『魔界屋リリー @ バラの吸血美少女』高山栄子 金の星社 フォア文庫 06/1
ハイテンションぶりにややついていけないけれど、話は面白い。
半バンパイヤをなまぬるく終わらせてないし。
今後に少し期待。
◆1/21『こちらゆかいな窓拭き会社』ロアルド・ダール 評論社 05/8
うーん、たしかにゆかいだわ。
こんな仲間がいたらいいなと思った。
あと、ウォンカさんのチョコレートでてきましたね。
なんかめちゃめちゃうれしかったです。
★1/21『ブラフマンの埋葬』小川洋子 講談社 04/4
埋葬という言葉から、死者とかそういったことが書かれているのは想像の通り。
わからないのは、ブラフマンって何者? ってことですね。
ここ、わたしの読み飛ばしだったかわからないんですが、結局最後までブラフマンのことがわからずじまい。
しかし、墓標の話とか写真の話とか、いいこと多かったです。
☆1/21『世界の終わりの魔法使い』西島大介 河出書房新社 05/2
みなが魔法を使う一方で、
僕だけは科学の力だけを信じ、エア・ボードで空を飛ぼうとしている。
そんなとき出会ったのが一人の少女。
もちろん、魔法使い。
そして、世界の秘密に迫っていくわけです。
なかなか西島さんらしい展開ですね。
かわいい顔しているのにすごいことになってるよーという感じ。
でも、最後の展開は好き。
ちょっとほっとした。
☆1/20『バーテンダー 4』城 アラキ・長友 健篩 集英社 スーパージャンプ 06/1
癒し系No1です!
マジで癒されまくり。
☆1/20『名探偵コナン 52』青山剛昌 小学館 サンデー 06/1
おもしろかったのは、結婚式のやつ。
佐藤さんと高木刑事好きだから。
次巻あたりで新キャラ登場かな。
☆1/19『超本格詐欺師ミステリーHOOK 1』金成 陽三郎 集英社 スーパージャンプ 06/1
ネタ的にはおもしろいんだけど、大人のシーンがいっぱいあったので興ざめ。
絵もあまり……。
ギャラリーフェイクみたいなスリリングさも欠ける。
話やトリックはおもしろいけど。
●1/19『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 富士見書房 富士見ミステリー文庫 04/11
表紙とタイトルだけじゃ全く想像できない内容でした。
虐待されてる女の子の話。
彼女は、自分を人魚だといい続けて隠すんですよ。
なんていうか、楽しい物語ではありません。
ちょっと物足りなかった。
★1/18『夏休み』中村航 河出書房新社 03/6
芥川賞ノミネート作品。
というだけあって、けっこうおもしろかった。
大人の夏休み。
主人公夫婦と友だち夫婦の4人が、男女2:2に別れて旅をするの。
なりゆきで。
そん中でいろいろ考えることあるんだけど、何気ない日常生活が良かったりする。
◆1/17『ウィッシュリスト』オーエン・コルファー 理論社 04/4
すじとしては、泥棒に忍び込んだお宅の老人(心臓病を抱えてる)の願いを叶えていく幽霊モノ。
“あのときああしていたら……”という老人の願いです。
何をしていいかわからなくて、とりあえずという感じで。
そして話は、メグ自身の人生の決着へとすすむ……。
老人と少女。
この組み合わせがいいんですよ。
★1/15『凍りついた香り』小川洋子 幻冬舎 98/5
これは思ったほどでもない。
しかし、描き方については一級品。
すっごいきれいだった。
☆1/13『のだめカンタービレ 14』二ノ宮知子 講談社 KISS 06/1
あー、せっかくの競演がだいなしかよ。
邪魔者が入るとは、のだめショックですなあ。
でも、最後にはリサイタルも決定したようですし、とりあえずはオッケー。
千秋センパイとの漫才夫婦ぶりもいい。
★1/13『それでも、警官は微笑う』日明恩 講談社 講談社ノベルス 05/4
これはまた新しい刑事コンビですね。
キャリアなのに全然えらそうじゃなくてけっこう弱いやつと、
その人とコンビ組んでるベテラン。
掛け合いがおもしろかった。
★1/11『密やかな結晶』小川洋子 講談社 講談社文庫 99/8
すばらしい小説です!
何かを失う小説ばかり書いている小説家の主人公。
彼女の住む島では、人の記憶が一つずつ消えていく。
香水の匂いも、鈴も、リボンも、忘れたらもう、取り戻せない。
それが普通で当たり前。
最後がせつな過ぎる。
★1/9『ホテル・アイリス』小川洋子 学習研究社 96/11
17歳の少女と、初老の男のSM。
小川洋子さんの本って不思議です。
毎回思うのですが、登場人物には名前がない。
一応ありますけど、最低限しか使われてない。
それに、みんな何かを失っている。
ちょっと切ない本。
「服を脱ぎなさい」とか、わたしには縁のない、好きじゃない世界なんですけど、
妙に惹かれてしまうんですよね。
☆1/8『龍の花わずらい 1』草川為 白泉社 LaLa 06/1
前回ほどではないですが、これもなかなか。
一人の女の子(龍の一族)に二人の婚約者(人間)。
好きなのはどっち!? というもの。
面白いです。
刺青の設定が大好きvv これうまい。
★1/8『ぬしさまへ しゃばけ2』畠中恵 新潮社 新潮文庫 05/12
若だんなを取り巻く妖怪たちが楽しい。
鳴家とか二吉がいてくれたらなあ……と思う。
◆1/7『スパイダーウィック家の謎 1 人間、見るべからず』ホリー・ブラック 文渓堂 04/6
一冊の本をめぐる物語。
こういうの好きー。
一巻は“よし、これからだ!”といういいところで終わってしまってちょっと残念。
早く続き読みたいです。
◆1/7『アダルミシアの大切なお友達 』ひかわ玲子 ジャイブ カラフル文庫 05/7
異世界へいく話で、その先にはけっこうかっこいい男の子がたくさんいて……というものではあるんだけど、名前が難しくて覚えられません(泣)
一応フォローもついているものの、ちょっととっつきにくい。
世界観とか概念はけっこう面白いです。
★1/7『ラッシュライフ』伊坂幸太郎 新潮社 新潮文庫 05/5
泥棒を繰り返す男とか、殺人計画をたてている女とか、リストラにあった男とか、
「神」を解体しようとする男たちとか、
いろいろな人の行動がそれぞれに描かれている。
しかしそれはだんだんと接点を持っていくのです。
恩田陸さんの、「ドミノ」や「Q&A」と似ているかもしれません。
さらにすごいのは、この作品が伊坂さんの他作品ともリンクしていること。
すごいです。
好きなキャラは、泥棒の黒澤。
彼の仕事っぷりが素敵です。
☆1/5『それぞれのあらしのよるに』トリビュートコミック競作 小学館 05/12
いろんな作家の競作。
とりあえず原作のコミック版が途中まで載っていて、後半は原作をモチーフにした話が載っていました。
微妙に同人が入っていそうな漫画も……。
ちょっと苦手だった。
☆1/5『お迎えです。1〜3』田中メカ 白泉社 LaLa 99/12〜01/5
成仏できない幽霊をあの世に送るバイトをする主人公。
幽霊に体を貸していく話。
仕組みは笑えるところいっぱいあって楽しいんだけど、ちょっと微妙。
■1/4『都会のトム&ソーヤ3 いつになったら作戦終了?』はやみねかおる 講談社05/4
内人のデート作戦が進行する中で、文化祭中に爆弾魔も。
名探偵コナンを意識しているみたいな記述が二箇所出てきて、ちょっと笑ってしまいました。
この作品は全然まねてなくて新鮮。
さすがはやみねさんだと思う。
★1/3『黄色い目をした猫の幸せ 薬屋2』高里椎奈 講談社 講談社文庫 05/12
妖怪に関わる事件を解決する妖怪三人組。
けっこうやっかいな事件でした。
薬屋の三人の関係が好き。
★1/3『バッテリー W』あさのあつこ 角川書店 角川文庫 05/12
何にもしゃべらない巧みに対し、仲間が“言わないと伝わらない”ということを諭す。
「あさのあつこ完全読本」読んだ後これ読みました。
さらにバッテリーの世界が深まったという感じです。
原田と永倉は本当にいいコンビです。
書き下ろし、幼き頃の巧が。
今と全然違う性格ですね。
幼少の頃はみんな甘えん坊か……。
☆1/3『ゆめの底』岩岡ヒサエ 宙出版 05/12
死の世界に近いところにあるコンビニでの話。
主人公の女の子は、なぜかその世界に迷い込み、バイトをすることになる。
で、お客さんといろいろ〜な話。
ほんわかした感じのストーリー。
けっこう考えさせられることが多かった。
★1/2『龍は眠る』宮部みゆき 新潮社 新潮文庫 95/2
超能力者の話。
すっごいおもしろかった。500ページなんていう長さは関係なかった。
むしろ、もっと続いてほしいくらい。
宮部みゆき作品で一番良かったです。
リアルすぎて、わたしは心の中でずっと“慎司〜”と叫び続けていました。
この子能力者なんですけど、哀しい子なんですよ。
ああ、せつなすぎる。
☆1/2『エビアンワンダー 1〜2』おがきちか ゼロサム 一迅舎 05/11
悪魔と契約した人間の話。
ツクリモノの弟のこととか悲しい場面たくさんありました。
でも、イマイチ話に溶け込めません。
☆1/1『蛍火の杜へ』緑川ゆき 白泉社 LaLa 03/7
短編集。表題作がはかなすぎて切ない。
妖怪の男の子と、人間の少女の交流。
男の子は、人間に触れられると消えてしまう存在。
スタジオジブリにアニメ作っていただきたいくらい。
☆1/1『ラブ★コン 12』中原アヤ 集英社 別冊マーガレット 05/12
大谷たちの大学受験の合格発表やら、リサの夢やら……。
進路決めるって大変だなあと改めて感じる。
たった数ヶ月で決めるのは無理です。