◆7/31『つくも神』伊藤 遊 ポプラ社 ポプラの森 (12) 04/11
いかにも“日本!”という感じの神様ストーリーだった。
◆7/30『マジョモリ』梨木 香歩 理論社 03/5
この話に出てくる食べ物が、すごくおいしそう。
こんなに小説の中の食べ物がおいしく感じたことはない。
マジョモリは、タイムスリップ的な存在なんだろうか。
最後が神秘的だった。
★7/27『魔女の宅急便 その4 キキの恋』角野栄子 福音館書店 04/3
とんぼさんが夏休みに入り、やっと会えるかなーと思いきや、彼は好奇心のため山篭りですよ。
手紙は来るのになぜ会えない……という不満がキキの恋する想いを膨らませていく感じ。
キキは17歳になったけど、まだまだ子どもっぽいところはたくさん。
そこがいいんだよな。
★7/26『女子大生会計士の事件簿 3』山田信哉 英治出版 04/04
オススメは勘違いデートです。
映画館にカッキーが萌さんに誘われたやつ。
ありがちといえばありがちだけど、楽しければオッケー。
お金の世界って奥が深い。
★7/25『女子大生会計士の事件簿 2』山田信哉 英治出版 03/12
女子大生は23歳でしたか。
ほとんどわたしと変わらんじゃん。
領収書の話がよかった。
ってか、これどの話もいいよ。
萌さんとカッキーのコンビが最高におもしろいです。
☆7/24『すずめすずなり 1』秋山ある 講談社 アフタヌーン 05/7
コーポ白百合にくらす人々の話。
はっきりいって、絶対ブレイクします。
おもしろいです。
主人公は普通のサラリーマン。
この人と微妙な関係を築いている管理人さんの娘さんとのやりとりが今後注目。
好きな漫画とキャラを重ねてしまうことがなんか笑えたり。
どうなっていくのやら。
☆7/24『おおきく振りかぶって 3』ひぐちアサ 講談社 アフタヌーン 05/7
甲子園をかけた戦い直前。
誕生日のとこ、よかったなあ。
まだ性格は変わっていないから。
隠すとこがなんかいい。
あと、みんなの表情がすてきだ。
こんな野球漫画、読んだことない!
☆7/24『ピアノの森 10』一色まこと 講談社 モーニング 05/7
もう本当に“待望”の新刊ですよ。
最後のマル秘プレゼント告知はお詫びもこめてなんでしょうかねえ。
アッパーズコミックスを持っている人たちへ?
モーニング版をいちいち買う必要はない?
300円で9枚手に入るなら、わたしは絶対応募しちゃいますよ。
で、本編は冴ちゃんとのお話。
もう両想いだしうまくいくかと思ったけど、問題ありでした。
すれ違いが非常に痛々しかったです。
空けておかないといけないのに、日曜日に無理やり仕事入れたり、その行動が見てて本当に悲しかった。
☆7/24『鋼の錬金術師 11』荒川弘 スクエア・エニックス ガンガン 05/7
エドの身長が伸びない理由ってそういうことだったの??
ものすごい兄弟愛を感じました。
あとね、エドのお父様が言った言葉が印象的。
家を燃やしたのは、罪を犯したことから逃げるためだろうってやつ。
いわれてみれば、“後戻りしないと決めた”ってのは建前に聞こえる。
☆7/24『D-LIVE!! 8』皆川亮二 小学館 サンデー 04/12
運転しているときとしていないときのギャップ、それが彼の魅力の一つ。
☆7/24『KING OF BANDIT JING 7 』熊倉祐一 講談社 マガジンZ 05/7
待ちに待った新刊。
今回は一冊に一つのおはなし。
JINGガールがかわいい。
それ以外はノーコメントで。
★7/24『てのひら童話 2』おーなり由子 角川書店 角川文庫 05/7
コミックのような感じの本。
短い童話がたっぷり載っています。
お気に入りは、お風呂の話。
あともう少しでサクラが咲いたのにっていうところがいい。
◆7/24『悲しい本』マイケル・ローゼン あかね書房 あかね・新えほんシリーズ 04/12
それでも彼は、幸せな生活を送れるんじゃないかと思った。
まるっきり“悲しい”ってわけでもない。
↑他人事だからこういうこといえるのかもしれないけど。
◆7/24『おっちゃん』タダエツコ 朝日新聞社 05/7
お笑い系のいやしキャラらしい。
わかるところもあるけど、わたしは微妙。
★7/21『百鼠』吉田篤弘 筑摩書房 05/1
タイトルもデザインもいいなあ。
3つの話からなる短編集。
不思議な話ばかり。
お気に入りは表題作である「百鼠」。
主人公の設定がすごい不思議。
不思議すぎてここでは書きにくいほど。
小説家のちょっとが少しだけ、わかった気がする。
★7/21『ミルキー』林真理子 講談社 04/2
「小説現代」に掲載された短編をまとめたもの。
既婚者の不倫話が多い。
しかも、夫婦そろって浮気してるの。
普通浮気する女、男って悪いイメージあるんだけど、これ読んでたらこっちがヒロインのように思えてきた。
悪い話なのに、これが普通だよなーみたいな。
なんかせつない。
さすが直木賞作家。文章がうまい。
オススメは、「鈴木君のこと」。
☆7/20『金色のガッシュ!! 21』雷句誠 小学館 サンデー 05/7
力の限界を感じているのですが、まだまだ強くなるっていう感じです。
キャンチョメの活躍がすごい。
表紙で目立っているのはそのせいですね。
いつもは逃げるのに、やる時はやる。
フォルゴレたちを守ろうとする。
新キャラも出てきた。
アリシエさんが超かっこいい(この人だけ作風が違うような)。
あと、なぞなぞがおもしろかったなー。
久しぶりに清麿の頭のよさを実感した気がする。
☆7/20『名探偵コナン 50』青山剛昌 小学館 サンデー 05/7
ついに50巻到達―。
でもまだまだ続くよ、黒の組織はまだかなー。
今回は、なんといっても中学生時代のコナンと平次ですね。
話はまだ完結していないけど、平次が認めるコナンとは、どんな姿なんだろ。
☆7/20『骨董あなろ具屋 2』山野りんりん 集英社 クッキー 05/7
おもしろいんだけど、亭主の二人にもう少し個性があったらなあと思う。
おすすめは猫布団の話。
空さんの鍵、わたしもほしいな。
☆7/20『耳をすませば』柊あおい 集英社 集英社文庫 05/7
本編は何回も読んだり見たりしているので、ここではあとがきや解説の感想を。
偶然とは、なんともすばらしいことか。
この一言につきます。
☆7/20『ぎんぎんすなご』わかつきめぐみ 白泉社 白泉社文庫 05/7
「ローズガーデン」がこんなにもはやく文庫になるとは。
それより「ソコツネ〜」の方を文庫化してほしかったな。
で、本編感想。
仕事について考えた。
またかよって感じなんですが、考えずにはいられなくて。
このマンガのように、自由に生き生きと暮らせたらいいな。
★7/17『アーモンド入りチョコレートのワルツ』森絵都 角川書店 角川文庫 05/6
ハードを文庫化したもの。
不眠症仲間の話が好き。
あの最後のワンシーンがなんとも。
★7/16『森博嗣の浮遊研究室』森博嗣 メディアファクトリー ダ・ヴィンチ 04/11
あいかわらず、彼の思考が素敵だと思う。
★7/16『女子大生会計士の事件簿』山田真哉 英治出版 02/12
角川書店の文庫版の表紙がずっと気になっていたもので、読んでみた。
“女子大生”といいながら語り部は僕。
男です。
女子大生じゃないの?? とがっかりしたけど、すぐにその会計士さん登場。
女子大生会計士の後輩による事件記録ってわけね。
彼女はかなり明るい性格だ。
いったい何歳なんだろ。それ気になる。
会計の世界もおもしろいなとおもった。
あと、世の中の黒い部分も。
勉強になった。
謎解きがスリリング。
よし、これからはこのシリーズもチェックだ。
角川文庫には未収録の短編も掲載されているらしいので、そっちも読まなくては。
◆7/16『魔王城殺人事件』歌野 晶午 講談社 ミステリーランド 04/9
デオドロス城の話もよかったんだけど、この本でほめたいのはアリのクイズ。
歩くのが早いアリでも1時間以上かかる距離を、遅足のアリがたった30秒で行っちゃった理由。
「うさぎとかめ」なんていうレベルじゃない。
傑作です。
◆7/16『ゴッホ』鈴木 みつはる, 黒沢 哲哉 小学館 学習まんが人物館 96/11
もう少しで始まる巡回展の予習として。
わずか10年間の画家生活で、で2000点にものぼる絵を描いたらしい。
神経がちょっと人と違ったりするけど、絵の才能はすばらしい。
耳を切り落としたとか銃自殺したとかその辺のことは知っていたけど、どうしてそうなったのかとか、彼のそれまでの人生のことなど、とてもわかりやすく書いてあってよかった。
さすが学習まんが。
◆7/16『バラの怪物』笹生陽子 講談社 04/7
今どきの中学生を描いた作品。
ネットオークションとかカードゲームとか、裏世界。
生きるための強さ、ですね。
☆7/10『Deep Love パオの物語』黒沢 明世, yoshi 講談社 KCデラックス 05/2
アユとホストで人を描いてきて、パオでは犬。
犬を手放さなくてはならない人間&捨て犬たち&ホームレスの現実が描かれている。
目を背けたくなるシーンが多かったです。
でも、知らなくちゃいけないことなんだよね。
☆7/10『映画 ふたりはプリキュアマックスハート』上北 ふたご ・ 東堂 いづみ 講談社 05/4
イラストが非常に苦手なのですが、ストーリーは映画なのでよかったです。
アニメにはないおもしろさがあった。
◆7/9『若おかみは小学生! 5』令丈ヒロ子 講談社 青い鳥文庫 05/3
めちゃめちゃ良い。
過去の話はすべて伏線でもあったかー。
今までのお客さんは小説のネタとしてドタバタに描かれていたんだとばかり思ってました。
実際はそんな裏があったとは。
すばらしすぎです。
あと、温泉荒しに間違えられた青年がかっこよかったです。
◆7/9『祈祷師の娘』中脇 初枝 福音館 福音館創作童話シリーズ 04/9
家族とか恋愛とかをテーマにした、純粋な話でした。
血のつながりがない祈祷師の家で育った主人公の女の子。
自分にはチカラはないけど、祈祷師の娘になっているんだよね……。
☆7/8『エマ 1〜2』森薫 エンターブレイン コミックビーム 02/8〜03/2
万博で素敵なこと起こっているじゃん。
と思いながら読んでいたら、2巻の終わりがアニメのラスト。
正直驚きました。
アニメ化っていってもたった2冊。
ここまで短かったとは知りませんでした。
こんなにすばらしいんだから、もっと続けてほしかったな。
●7/4『義経伝説幽霊事件』風見潤 講談社 ティーンズハート 05/7
高科君が犯人に仕立て上げられる話。
久しぶりにおもしろかった。
トリックがどうのこうのっていうより、人間の話が。
玲子さんが出てきたから。
二人に光あれです。
☆7/4『ONE PIECE 38』尾田栄一郎 集英社 ジャンプ 05/7
ロビンが裏切ってないと知った仲間たちの反応が好きだなあ。
迷いがなくなれば強くなる。
そんなナミさんの言葉が印象的です。
☆7/4『D.Gray-man 5』星野桂 集英社 ジャンプ 05/7
ジャンプにもカバー裏が定番になっていくんだろうか……。
さて、最後の辺に出てきた二つの顔を持つ男が気になるぞ。
ポーカーでイカサマしてた人のリーダー格。
◆7/3『佐藤さん』片山優子 講談社 04/7
めちゃめちゃおもしろいです!!
これ、高校生が作者さんなんですよね。
すばらしすぎ!
登場人物みんなが生きてる。
必要ない人がいない。
誰を主人公にしても話かけそうなくらい、しっかりした人生書かれてる。
現実にはありえない幽霊がでてくるんだけど、とっても自然だし。
若い人に幽霊ネタ多いけど、ワケもなく〜ではなく、幽霊が登場する理由がちゃんと描かれているんですよ。
それを語るととてもなが〜くなるし、それが盛り上がりの場でもあるので伏せておきますが、最高の本です。
佐藤さんが素敵過ぎます。
みんなに読んでもらいたい。
ライトノベルとして出版したら、絶対売れるよ、これ。
◆7/2『NO.6 #3』あさのあつこ 講談社 YA!ENTERTAINMENT 04/10
2巻の最後でさらわれた沙布に関しては、まだわからないことだらけ。
しかし、おもしろいよ。これ。
イヌカシ、紫苑、ネズミのやりとりが甘すぎる〜vv
キャラが魅力的すぎる。
今回の見所は、やはり紫苑とネズミの別れのあれでしょう。
おやすみじゃなくて、別れのあれ。
うわ〜って思ったけど、友情っていうか絆っていうか、それが固いことが証明された感じ。
☆7/1『はるか17 1』山崎さやか 講談社 モーニング 04/2
地味な22歳の女子大生(お茶の水女子大学理学部数学科)が、17歳のアイドルとしてデビューしてしまう、芸能物。
ドラマになるから気になって読んでみたんですよ。
そしたら、いきなり就活のことが。
しかも、状況が非常によくわたしに似ている。
彼女の状況は、
1.7月になっても内定一つも取れてない。
エリート大学通ってるくせに。
2.親からは、周りの目が気になるから就職浪人はやめてよねっていわれる。
3.友だちは内定済み。
4.すでに来年度の採用話まで挙がっている。
どこいっても“君はね、うちには向かないんだよ”みたいな。
どんどん追い詰められていく彼女の気持ちに、共感。
これが当たり前だって。
どうしてみんな、早々と内定もらえるのかが不思議。
ちなみに、後に彼女は芸能界事務所のマネージャー兼アイドルとして内定取ります。