◆5/28『旅のくつ屋がやってきた』小倉明 アリス館 04/10
帯に“はたして、くつ屋の正体は?”とあったので、魔法使いだと思って読んだもの。
実際はそうじゃなくて、けっこう恐ろしかった。
でも話が進んでいくにつれて、くつ屋さんの感情に納得し、でも最後の文読んで“本当のところどうなんだろう”というもやもやったしたものもあり。
しかし、わたしは悪い方を考えない主義なので、きっとくつ屋さんは心を入れ替えられたんだと思います。
★5/28『悪戯王子と猫の物語』森博嗣 講談社 02/10
森さんのミステリアスな短編集。
約3ページほどの短編がたくさんあるわけだけど、短い間にちゃんと落ちをつけてるのがうまいと思う。
それに、言葉一つ一つが謎に満ちてて、哲学っぽくて好き。
お気に入りは、「海岸を歩く」。
☆5/28「星になった少年。」坂本小百合原作 折原みと画 ザ・デザート 講談社 05/5
柳楽優弥くん主演の映画が、もうちょいで公開ってことで。
コナン見に行ったときこの予告見たので、事前知識は少しあり。
うまくいきそうだったのに、一瞬で命を落とすってところがこの話の悲しいところ。
「星になった少年。」と、主人公が最後に死ぬことを明かしちゃってるのがいやなんだけど、原作も『ちび象ランディと星になった少年』っていうから、まあ仕方ないとも思う。
☆5/28「電車男」中野独人原作・御茶まちこ画 ザ・デザート 講談社 05/5
初の少女向けとしてのコミック化であるわけだけど、ちょっと失敗しているような気がする。
一挙に掲載されていて終わりまで読めるけど、そんなに興奮できるシーンないんだよね。
連載じゃないから、早く進みすぎているっていうか……。
キャラクターの顔もイマイチ。
☆5/26『フラワーオブライフ 2』よしながふみ 新書館 Wings 05/5
1巻よりおもしろい。
さらにおもしろいです。
新キャラの武田さんにかなりほれてます。
わたしの見本です。
今回も、真島くんが暴走してます。
雌豚! というとこより、むしろBL系やコミケについて語ってるとこが笑える。
作者さんが作者さんだけに、けっこう納得できる。
今月のアフタヌーン「げんしけん」とあわせて読むと、さらによしです。
☆5/26『×××HOLiC 6』CLAMP 講談社 ヤングマガジン 05/5
今回もミステリアス〜vv
侑子さん、最高っす。
今回のベストシーンは、しりとりのシーンです。
侑子さんのとこじゃないけど、言葉の結界というのがおもしろい。
☆5/26『ふたつのスピカ 8』柳沼行 双葉社 フラッパー 05/5
牢破りの謎解きに、ケイちゃんの恋に、星の話に、シュウのアメリカ行きの話。
どれもいいわ〜。
温かくて心が和みます。
宇宙をテーマにすると、無限・永遠の遥かな世界を感じますから。
世界がこういう感じだったらいいのに。
☆5/26『神の雫 2』亜樹直・オキモト・シュウ 講談社 モーニング 05/5
どんどん新しいワイン、パフォーマンス、キャラクターが出てきて楽しいです。
ワインを飲んだときの言葉がすごい。
あんなイメージってほんとにわくの?
ワインが飲みたくなってきた。
デキャンターするだけで、あんなに味ってかわるもんなんでしょうか。
☆5/26『ツバサ 10』CLAMP 講談社 マガジン 05/5
知世ちゃん、登場。
黒鋼さんとファイさんの会話が気になるね。
ファイさんの世界、早く見てみたい。
☆5/26『NHKにようこそ! 3』滝本竜彦・大岩 ケンヂ 角川書店 少年エース 05/5
うーん、かなり原作から離れているような。
小説は好きなんだけど、これはイメージが違いすぎる。
岬ちゃんの性格が違いすぎないか?
それにあの手錠や拘束具、事件あっても消すとかいうのはないんですね。
●5/22『お嬢様とは仮の姿!』喬林 知 角川書店 ビーンズ文庫 03/9
主人公のお嬢様って誰?
まるマと関係ないじゃん! と思ってたけど、箱の話でしたか!
あの大シマロンでの箱の秘密がちょっと明かされてる。
●5/22『息子はマのつく自由業!?』喬林 知 角川書店 ビーンズ文庫 04/4
アメリカの立てこもり事件はしらなかったけど、勝利との家出事件とかはアニメでこの前みたっけな。
勝利がユーリにそそぐ愛情っていうのか?
子ども時代だからよけいにそうなのかもしれないけど、ちょっと身にしみる。
☆5/21『電車男 ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー 1』中野独人・原 秀則 小学館 ヤングサンデー 05/4
おもしろい!
原作の雰囲気そのまま出ています。
電車さんがエルメスさんに電話かけようとするシーンとか、食事に誘うシーンとか、リアルだわ〜。
●5/21「新本格魔法少女りすか7 鍵となる存在!!」西尾維新 講談社 ファウストVol.5 2005 Spring 05/5
新キャラ登場したのですが、創貴とビンゴ対決するんですよ。
運が大事って思うけど、この計算尽くされたビンゴゲームには完敗です。
西尾さん、頭よすぎ。
そうそう、ゲームの原因となった“首”の話、あれにもどきっときました。
普通じゃ考えられないことをぽんと持ってこられるのも、西尾さんのすばらしさ。
☆5/21『となりのメガネ君。』ふじもとゆうき 白泉社 花とゆめ 05/2
表紙がふわふわしてかわいい。
血の繋がらない兄弟の話。
ありきたりっていえばそういう話だけど、メガネ好きになりました。
とにかく、温かいんです。
◆5/21『天空のミラクル』村山早紀 ポプラ社 Dream スマッシュ! 05/4
新刊本。
昔の話が現代に繋がっている系。
幽霊出てきたり家系の話だったり、好きな要素はたくさん。
だけど、ホラーは苦手。
占いも苦手なわたしだけど、あとがきで先生が“信じすぎは禁物”というようなことでフォロー出ていたのでよかった。
●5/21『東京★千夜一夜 恋する魔術師』小沼まり子 集英社 コバルト文庫 04/2
軽い話だなあと思いつつ、ラストのあたりはけっこう展開にびっくりしたりで意外によかったです。
アラビアンナイトに弱いわたし。
☆5/18『リアル1〜3』井上 雄彦 集英社 ヤングジャンプ 01/5〜03/10
受け入れたくなくても、逃げられない現実の世界。
この“リアルな世界”を持っているのは主人公だけではないっていうのが、よけい深みを持っている。
自分のせいで他人の人生を壊してしまった主人公。
チャリを盗んだ矢先、交通事故に遭い、歩けなくなった高橋。
陸上のトップ選手だったのに、足を切断せざるを得なくなった戸川。
ただの車椅子バスケだと思ったら大間違いでした。
せつない、せつなすぎる!!
第5回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞ってだけあります。
☆5/17『賢者の長き不在 7』藤野もやむ マッグガーデン ブレイド 05/5
かつての仲間が敵になる。
なんといえばいいんだろ。
いつかは裏切らなければならなくなる仲間に対し、どうやって接していけばいいのでしょうかねえ。
みんなが傷つかず解決する方法ってあるのだろうか。
☆5/17『のだめカンタービレ 12』二ノ宮知子 講談社 Kiss 05/5
のだめ、千秋、そして壁の画家さん。
がんばる姿がかっこいい。
そして、最後のへんの“じゅうでーん”シーン。
玖渚ちゃんを思い出したのはわたしだけではないはず。
まさかここでもでてくるとは。
☆5/16『ハツカレ1〜3』桃森 ミヨシ 集英社 マーガレット 04/1〜04/9
前々から赤面率の帯が気になっていたので読んで見ました。
それほどまでの赤面はなかったけれど、このコミックは“ヒト”が温かいです。
素直さが大好きです。
☆5/15『ピアノの森 7・9』一色まこと 講談社 アッパーズ 02/11
9巻、特に9巻のラストはいい話です。
(7巻はガラスのピアノが素敵)。
そろそろでる10巻が待ち遠しい。
◆5/11『妖怪アパートの幽雅な日常3』香月日輪 講談社 YA!ENTERTAINMENT 04/8
今度は魔道書を使って学校でウォーズ。
変な生き物を学校に連れて行って友だちに見つかり騒がれるというシーンはお決まりですが、うまく精霊? 使ってるし、秘密の部屋いけたりでよかった。
しかし、2巻よりは劣るかな。
◆5/11『妖怪アパートの幽雅な日常2』香月日輪 講談社 YA!ENTERTAINMENT 04/3
古本屋が持ってきた魔道書。
今回はこれです。
ガッシュみたいなところあるけど、性格はまったく違うのでパクリ性は感じず、むしろ好感持てる設定になってます。
親友の長谷君の出番が多いところもポイント高い。
妖怪アパートに住んでみたい。
☆5/9『D.Gray-man 4』星野桂 集英社 ジャンプ 05/5
この世界が呑み込めてくると楽しいものですね。
アレンが左目の力を失ったまま街を歩くシーン。
ここが今回のベストポイント。
その恐ろしさってのがよく伝わってくる。
見えるものが見えなくなると、そりゃ恐いわ。
あと、だんだんキャラクターに魅力を感じてきました。
今はラビにハマリ中。
☆5/9『ラピスラズリの王冠2(完)』川瀬夏葉 白泉社 LaLa 05/5
魔法世界での、王子と一般市民の女の子の恋。
ストレートじゃないとこが好き。
でも恋より、魔法部分がわたしは気に入ってます。
魔法の原理というか、なんというか……。
次回作も期待してます。
☆5/9『綺麗展覧会』喜多尚江 白泉社 花とゆめ 99/8
「君の持ってる綺麗なものを見せて キラキラ光る美しいもの 引き替えに願いを叶えてあげるよ」
ってな感じで。
主人公が経営するアパートに変な住人が移り住む系。
素直に百億円を願い、本当にそれを出しちゃってお金が舞うシーン。
これをうまく描いている。
そこが好き。
☆5/6『家庭教師ヒットマンREBORN! 3』天野明 集英社 ジャンプ 05/3
にぎやかです。
単語だけ聞けばマフィアだとか現実離れしていて、中身はかなりギャグが強い。
それでいてけっこう筋が通っていたりでそこが好き。
たまにいうかっこいい言葉が好き。
☆5/4『ガウガウ わー太 総集編2』梅川 和実 新潮社 バンチ 05/4
おもしろいという話を聞き、いきなり2巻から読む。
動物病院院長の息子である主人公は、動物と話せる不思議な力がある。
噛まれた動物と話ができるのだそうだ。
ペットと人間の交流を描いた作品なんだけど、意外におもしろかった。
考え深いっていうか。
動物世界と人間世界。
わー太の、“いつの間にか、わしらは貪欲になったもんだ”っていうようなセリフが印象的です。