読書記録2005年1月

★一般書 ●ライト・ティーンズノベル ■ヤングアダルト ◆子ども向け ☆まんが

☆1/31『ギャラリーフェイク 1・2』細野不二彦 小学館 小学館文庫 02/12
 アニメ見てはまりました。
 美術品を扱ったマンガです。
 主人公フジタが、どこかブラックジャックと共通するところがあるように思いました。
 贋作しか扱ってない画商で、出てくる専門家より詳しい知識持ってるんです。
 フジタのやってることはいけないとされるけど、いい人なんですよね。

★1/31『一千一秒物語』稲垣足穂 筑摩書房 ちくま文庫 05/1
 ためこんだタルホ作品、ついに読み始めました。
 何度読んでもいいですね。
 一千一秒のリズムが大好きです。
 同時収録の、「水晶物語」「彗星倶楽部」「月光密輸入」ほか、おもしろい短編盛りだくさんでした。
 来月も出るんだよね。楽しみ。
 そうそう、このコレクションに使われてる足穂さんの写真、若いころのつかってますね。
 晩年の姿じゃなくてちょっぴりうれしかったです。
 後半になるとイメージがけっこうあれなんですよね。

★1/31『宇宙論入門』稲垣足穂 河出書房 河出文庫 99/7
 これも素敵過ぎる〜。
 星についての記述がきれいなんです。
“青い星はペパーミントのにおいがし、赤い星はストロベリーで黄いろいのはレモンのかおり、無職のやつはプレーンソーダにちかい”
 ってところ。
 もしこれが現実だったらいいなあ。


●1/28『吸血鬼のおしごと SP』鈴木鈴 メディアワークス 電撃文庫 04/12
 この前完結したものの番外編プラス、本誌に載ったマンガ。
 より深い世界を堪能できたという感じです。
 まんぞく満足。

☆1/27『アンダルシア姫 3』ますむらひろし 学研 LCミステリ 96/5
 古代インカ文明の話。
 考古学好きなわたしにとっては非常に興味深い。
 現実じゃありえない話ばかりだけど、“古代”と聞くと“もしかしたら……”って思ってしまう。

★1/26『古本生活読本』岡崎武志 筑摩書房 ちくま文庫 05/1
 古本はいいなあ〜。

★1/25『特集・本の雑誌1 出版業界編』本の雑誌編集部 角川書店 角川文庫 95/11
 書籍の新聞広告よく見るけど、一面の下にある部分、あれに名前あったんだね。
 三段八割広告。
 枠内であればレイアウト自由と思いきや、文字の大きさに制約あるし。
 奥が深いなあ。

☆1/24『BECK 19〜20』ハロルド作石 講談社 月刊マガジン 04/6〜04/10
 真帆が行っちゃいました。
 寂しいです。
 別れるシーン、最高でした。
 浜辺のも、空港のも。
 でもそのあとのコユキ、元気でよかった。
 BECKの問題は山積みだけど、音楽やってるときが一番かっこいいです。

☆1/23『おおきく振りかぶって 3』ひぐちアサ 講談社 アフタヌーン 05/1
“もう一人投手が欲しい!”と阿部くんが発言したあとの三橋の反応がおもしろい。
 本人からしてみれば深刻な話で、笑っちゃいけないんだろうけど、どうしても顔が緩んでしまいます。
 チームメンバーが、“安心しろよ”という意味でユニフォームに“1”とマジックで各シーンなんかは温かくて好き。
 幸せだね〜。
 帯にもあったけど、“こんな高校野球漫画 読んだことない!”です。

☆1/23『ハウルの動く城 3』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ原作 宮崎駿脚本 徳間書店 アニメージュコミック 05/1
 秘密の庭を歩くハウルとソフィの2ショットが最高ですね。
 ソフィーが若く見えるシーンも増えてきましたし、だんだんと盛り上がってきました。
 次で最終巻。


◆1/20『時空ハンターYUKI 1』あさのあつこ ジャイブ カラフル文庫 05/1
 あさのあつこさんの新刊。
 双子のお姉さんが主人公。
 自分の家にまつわることで事件に巻き込まれていきます。
 忍び寄る闇の敵との戦いって感じですね。
 この本の盛り上がりどころは、主人公が自分の運命を受け入れていくとこだと思うのですが、個人的にはもっと別なところにあります。
 主人公の双子の弟がかっこいい&かわいい。
 ちょっとシスコン気味なの。
 あさのさん、こういうの好きだよなあ。
 バッテリーの巧&豪、#6のネズミ&紫苑、携帯で連載中の小説の白兎&吉行。
 女性サービスぎりぎり路線を走るコンビ、これが最高なんです。

☆1/20『そらのひかり』わかつきめぐみ 白泉社 JETSコミック 04/3
 表題作と、夏目家の話と、山の主様に使える女の子の恋もの。
 わかつきめぐみ作品では一番新しい。
 これもまた、わたし好みの作品でした。
「そらのひかり」が好き。
 主人公と会うごとにキャラメルをくれる変なおじさんが個人的に印象的。
 話の中身は、学校に来ないクラスメートとの交流なんだけどね。
 わかつきさんて、自由が好きなんでしょうね。
「So what?」  の主人公も学校行ってないんだよね。
 入学一日目にして学校辞めちゃったから。
 それでも、出てくるキャラクターみんなが魅力的です。

☆1/19『BECK 17〜18』ハロルド作石 講談社 月刊マガジン 03/12〜04/3
 わたしはもう、コユキと真帆の幸せを祈るのみ。
 せつないです。

☆1/17『金色のガッシュ!! 19』雷句誠 小学館 少年サンデー 05/1
 ウマゴンの戦い、よかった。
 最近、ほんとに敵が強くなってる。
 なかなか倒すって終わり方していないんだよね。
 だけど、勝ち負けははっきしているので、ちゃんとわけてる雷句さんはすごいなあと思います。
 なぞなぞ博士の横にいる人は置いといて、とにかく、人の成長を描くのは世界一っていってもいい感じです。

◆1/17『木のうた』イエラ・マリ ほるぷ出版 77/12
 文字のない絵本です。
 字がないわけだから“読書”したことになるのかはわかりませんが、絵を“読む”という話においては、逸材です。
 きれいだし、ちゃんと物語が成り立っているし。
 これは宝物にしておこうっと。

☆1/16『ハウルの動く城 1〜2』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ原作 宮崎駿脚本 徳間書店 アニメージュコミック 04/12〜05/1
 迷った末、結局買ってしまいました。
 フィルムコミックだと噴出しなどで絵が隠れてしまうのがいやであまり買わないのですが、今回は詳しく知りたかったし、ロマンアルバムではない部分もたくさんあったので。
 ハウルの部屋ももっと見たかったし。
 モビールなどのおまじない品、実際に作ってみたいなあ。
 何度読んでもよいです。
 

☆1/15『スケッチブック 2』小箱とたん マッグガーデン コミックブレード05/01 
 美術部を描いたほんわか4コマ。
 爆笑するものではない。
 日常のちょっとしたことがネタ。
 はっとさせられる場面が多く、それが好き。
 今回は、トリビアネタもありました(ザリガニの話)。
 これにはびっくり。

☆1/15『のだめカンタービレ 11』二ノ宮知子 講談社 Kiss 05/01
「こっちとこっち、どっちがいいでスか?」っていうのだめがかわいい。
 それに対する千秋先輩の反応も好き。
 のだめ、最高です。
 早く二人を幸せにしてほしいな。
 せっかく一緒になれたと思ったら、また千秋先輩遠くにいっちゃうんだもん。

☆1/15『名探偵コナン 48』青山剛昌 小学館 サンデー 05/01
 暗号に悩み、灰原に笑われてるコナンがおもしろい。
 癖の話もトリックおもしろかった。
 そんで最後に、黒の組織と再開。
 この前本誌に載ったばかりなのに、早いなあ。
 今年でアニメのほうは10周年。
 なんかやるらしいこと、放送でほのめかしていました。

☆1/14『H2 1〜6』あだち充 小学館 サンデー 95/11
 最近出ているワイド版ではなく、古いほうです。
 ドラマ見ておもしろかったので原作読みました。
 野田の部活が水泳部だったとか医者の詐欺がわかったメディアは新聞だったとか、多少の違いはありますが、ほぼ同じ進行でした。
 橘の本性知ったときは、ショックだったなあ。
“9回の比呂は強い”みたいなセリフ聞いたときは、“カッコイイ!”って思ったのにな。

◆1/12『笛吹き男とサクセス塾の秘密』はやみねかおる 講談社 青い鳥文庫 04/12
 教授がつくった算数の問題に、みごとだまされました。
 大学生なのに、そんなこともわからないとは。
「夢水くんは200円のお金を持っていき、お店で30円のガムを2つ買いました。さて、おつりはいくらでしょう」
 こんな感じの問題。
 200−30×2=140
 ↑ではないんです。
 くやしい〜。
 実際に買い物すれば、自然と答えがわかります。
 60円のものを買うのに、200円出す人はいないってことです。

☆1/5『あゆみ』須藤 真澄 エンターブレイン Beam commix 01/12
 山名沢湖さんやわかつきめぐみさんと、どこか通じるところがあるような、やさしい短編ファンタジー集。
 ビー玉の話が好き。
 たまたま拾ったビー玉が宙に浮いたかと思うと、宇宙の惑星まで主人公をつれてとんでいっちゃうんだから。
 そこで出逢ったおばあちゃんもすてき。
 それと、めずらしい博物館や水族館のレポートもおもしろかったです。
 とくに、まんまとだますそのセンス。


☆1/5『タッチ 18〜26(完)』あだち充 小学館 サンデー 85/9〜86/12
 アニメの放送が待ちきれず、アニメの続き部分からラストまで単行本読破。
 祝☆甲子園。
 新田に勝ったよ。
 敬遠なしだよ。
 鬼監督にも大拍手。
 最後まで鬼だったけど、はやりどこかに応援する部分があったんですね。
 ナインに信頼されてたし、一人一人に指示を与えていたし。
 最終巻では甲子園開幕。
 たっちゃんは入場行進もせずに南の応援に。
“上杉達也は浅倉南を……”っていう告白シーンは最高です!。  これだよ、これ。これがいいんだよ。
 甲子園の試合の場面は少しもないまま、“その後”のシーン。
 部活が終わった学校生活に戻っていました。
 試合結果は? 明青勝ったの? 一回戦負け?
 ラストの一コマはジーンときてしまいました。
 何も語らなくても、絵が語っている感じ。
 そこから試合シーンがわきでてくるというか……。
「タッチ」は名作中の名作!。

★1/5『バッテリー V』あさのあつこ 角川書店 角川文庫 04/12
 児童書として出版されたものが別のとこから一般向けとして文庫になったもの。
 バッテリーっていいですね。
 豪と巧コンビ大好き。
 文庫書き下ろしも収録。
 青波の話だった。
 こちらもよいです。
 さて、いよいよ今月バッテリーが最終巻が発売。
 豪と巧はどうなるんだろう。

◆1/3『ファンタジーが生まれるとき 『魔女の宅急便』とわたし』角野栄子 岩波書店 岩波ジュニア新書 492 04/12
 好きな作家さんのエッセイなので即購入。
 角野さんがどんな少女時代を送っていたのかなど、彼女の感性などがわかるエッセイ。
 子どものとき連れ去り事件にあっていたとは驚きでした。
 いろんな体験をしているんだなあ。
 生活の中にファンタジーがいっぱいあるし、空想の世界っていうのも楽しんでいるし。
 うらやましいくらいでした。

◆1/1『ちびまる子ちゃんの樋口一葉』森 まゆみ監修 集英社 満点人物伝 04/12
 新札が出たということで出版されたもの。
 樋口一葉の生涯の話を漫画化して、わかりやすく説明したもの。
 小説家以外で知っていることは、夏目漱石の家の近くにすんでいたってことくらいだったけど、これ読んだら、樋口一葉がどんなにすごい人物だったのかっていうのがわかりました。
 女性に勉強は必要ないと小学校を辞めさせられたり、そのあとまた学校に通えるようになるんだけど、家族に不幸がたくさん起こったり借金に負われたり。24歳で結核により亡くなる。
 小説家になって、多いときには一年か一年半で12本の作品を書いたらしい。
 わたしはせいぜい5本。
 すごいなあと思った。
 全体的な感想としては、小説家としての樋口一葉ではなく、女性としての樋口一葉を尊敬しました。
 女性の社会的地位が低い中でのがんばりに、拍手。

☆1/1『DEATH NOTE 2〜3』大場 つぐみ・小畑 健 集英社 ジャンプ 04/7〜04/9
 一巻を読んでから、かなり時間が空いてしまいました。
 人殺しは嫌いだから避けていたけど、昨年話題になったので続きを読んでみることにしました。
 2巻からLとキラの論理的な推理対決がスタート。
「スパイラル」のブレチル編以上のスリルが味わえました。
 おもしろかったです。
 だからこんなに人気があるんだ。
 最新刊も近いうちに読んでみたいです。

☆1/1『ガラスの麒麟 1』加納朋子・碧也 ぴんく 幻冬舎 BIRZ 04/12
 加納朋子の連作ミステリを漫画化したもの。
 加納さんは好きな作家の一人なので、読んでみることに。
 原作は読了済み。
 同じくらいのミステリアスを感じさせられました。
 
 




   











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