☆12/26『D.Gray-man 2』星野桂 集英社 ジャンプ 04/12
やっとこの世界のことがつかめました!
(実は一巻読んだ時点では、まだ理解しきれていなかった)
それがわかったとたん、この話のおもしろさってのが納得。
不満はややあるけど(実在の国が舞台であることとか。)、キャラクターは楽しいです。
今は神田に注目しています。
☆12/25『金魚屋古書店 1』芳崎 せいむ 小学館 IKKI COMICS 04/12
新章スタート。
マンガに詳しいのにオタクっぽくないところが魅力。
最後のへんの雨にぬれたダンボールのところはちょっとじーんときてしまった。
☆12/25『ふたつのスピカ 7』柳沼行 メディアファクトリー フラッパー 04/12
マリカがアスミ達に自分の秘密を打ち明ける巻なんだけど、予想もしていなかったことが発覚。
マリカが薬ばかり飲んでいるは病気ってんじゃなかった。
命をつなぐための薬ではあるんだけど。
一瞬恐かったけど、これってどうなんだろうか。
もし彼女がわたしの友だちだったら、“マリカはマリカ”で変わらぬ友情が続くと思う。
だけど、見知らぬ他人だったら気持ち悪いって思ってしまうのが現実。
マンガのキャラクターとしてみるなら好きですが。
★12/25『電車男』中野独人 新潮社 04/10
いや〜、よかったvv
こういう掲示板のやりとり、見るの好きです。
漫画のような展開。
それでも、“なかなかうまく話ができない”ってところが現実的。
本当にあった出来事なんだよなあって改めて思う。
ブランド品を身につけている女性と、アキバに週3通いのヲタ男。
オタクがばれたらどうなるんだよーって思ってたけど、彼女に理解があったことがすくいだったね。
告白のシーンやらは、こっちもはずかしいです。
電車男漫画化。
掲示板でのやりとり、彼女に知られてしまうのでは? そういう思いもあったけど、彼女にそのことも告白済み。
打ち明けた理由に、彼女に読んでほしかったからとあったところは、電車男を尊敬してしまった。
いいやつだなあ。
一通り読み終えて、世間での反響の大きさにわたしも共感です。
★12/24『少年名探偵虹北恭助のハイスクール☆アドベンチャー』はやみねかおる 講談社 講談社ノベルス 04/11
前に出たマガジンZのコミックの原作。
コミックより、より詳しいものを読めたっていう満足感でいっぱいです。
最終巻ということもあり、「最後の挨拶」は必読!
恭助のセリフが最高だぁ。
「でもね、いないんだ」
「え?」
「フランスには、響子ちゃんがいないんだ」
ってとこ。
日本に残ることに決めてくれて、よかったよ。
☆12/24『BECK 15〜16』ハロルド作石 講談社 月刊マガジン 03/6〜03/9
アメリカツアーが終わり、日本に帰ってきたコユキたち。
今度は日本での発売に力を注ぐ。
しかし、アメリカでは大人気だったものの、日本ではその名は知られていない。
CD制作費100万を集めるために、メンバーがバイトに明け暮れるシーンは最高です。
どうしてそこまでやれるんだろうっていうくらい、マジですごい。
ためたお金がスリにあっても、それでもまだがんばるんだよ。
真帆とのシーンもますますよくなっていく。
◆12/24『ちいさいおうち』バージニア・リー・バートン 石井 桃子訳 岩波書店 54/1
絵本です。
原作の発売は1943年という、第二次世界大戦前。
それなのに、“古い”って思えないのがすごいよ。
有名な絵本「おおきな木」が年の移り変わりであるのに対し、これは時代の移り変わり。
ちいさなおうちのまわりは、緑があり静かなところであった。
だけど時代の変化により、工場やらビルやらが建ちならび、電車や地下鉄が走り、どんどん都市化していく。
それでもちいさなおうちが取り壊されないのは、家の所有者の遺言があるから。
すばらしかったよ。
☆12/22『いばらの王 1』岩原祐二 エンターブレイン コミックビーム 03/4
世界で猛威を振るっている謎の石化病メドゥーサの感染者が、それを治療するために冷凍睡眠施設で眠りにつく。
だけど彼らがふたたび目覚めた時、そこはさらなる恐怖の世界になっていて……。
ダークです。
わけわかんない化け物が出てきて主人公たちを襲う。
永い眠りから覚めたばかりの主人公たちは何も情報がなく、今ある現実を受け入れるしかない。
その恐怖。
☆12/22『月のしっぽ 1〜2』上田倫子 集英社 マーガレット 03/3〜03/7
忍者としてうまくいかない主人公の女の子うさぎが、伊賀で一番の男前・服部半蔵の嫁になることを目指す話。
甘い系のラブコメです。
苦手という人もいるけど、わたしはこれがぎりぎり。
☆12/21『D-LIVE!! 7』皆川 亮二 小学館 サンデー 04/8
ますますレベルが上がっていくよ。
斑鳩くんもそうだけど、敵も。
毎回死にそうなくらいのピンチを迎えているのにやられないんだからすごい。
あのロシア人は何者?
今後どう絡むか期待してます。
☆12/21『金魚屋古書店出納帳 2』芳崎 せいむ 少年画報社 ヤングキングコミックス 03/6
アヴァンティーみたいな始まり方にびっくり。
影響しているのかな?
『タッチ』がネタの一つになっていてうれしかったです。
金魚屋に行きたい。
近くにこういうお店がほしい。
人もあったかくて、ほっとします。
最近この作者さんについて調べていたら、驚きの事実が。
BL系でもあったんだ……。
まったくそういう雰囲気なかったからびびった。
☆12/20『PLUTO 1』浦沢直樹 手塚治虫 小学館 ビックコミック 04/11
原作アトムの「地上最大のロボット」っていう話を知らないまま読む。
話題の本だから、とりあえずということで。
主人公を含めた最強のロボットがこの世に七体いて、この最強ロボットを破壊していく謎のロボットの名前がPLUTO。
主人公の刑事が、そのロボットを突き止めるもの。
そのストーリーとは離れているんだけど、この巻では「ノース2号」が素敵でした。
ロボットの感情を描いたものです。
目の見えない老人との交流。
二人のやりとりが非常に興味深かったです。
で、巻のラストにアトムが出てきました。
主人公とどう関連していくのか楽しみです。
☆12/20『D-LIVE!! 6』皆川 亮二 小学館 サンデー 04/5
おもしろ〜いvv
あいかわらず斑鳩くんかっこいいです(かっこよすぎ)。
ふだんのぼけ〜っとしたところと、仕事でキリっとなったときとのギャップが。
表情がいい。
砂漠のこと、同級生のこと、いいですね〜。
百舌鳥さん、初音さん、オウル、この方たちとのコンビも♪
☆12/20『家庭教師ヒットマンREBORN! 1』天野 明 集英社 ジャンプ 04/10
“ダメ人生を送る中学生・ツナの家に、家庭教師がやって来た!
見た目赤ん坊、本業殺し屋のリボーンの目的は、ツナをマフィアの10代目にすること!”っていうのが紹介文。
コミックで読むと、意外におもしろかったのでびっくり(本誌新連載時は、そんなにおもしろいとは思わなかった)。
ギャグでもあるんだろうけど、伝えたいことはちゃんと伝えているのが魅力の一つ。
ドラえもんとのび太みたいな感じ(※二人の関係とか、目的はまったく違います)。
帰国子女の転校生がお気に入り。
主人公に負けたことでころっと性格がかわっちゃうとこ。
☆12/18『ぷりんせす☆ぶらいど☆すとーりー』藤野もやむ マッグガーデン ブレイドコミック 04/12
まったくの新作と思ったら、『ナイトメア☆チルドレン』の番外編でもある話。
バグとイヴルの関係があかされてるじゃないですか。
めちゃ驚きました。
なんでナイトメアやっつけてるのに、自分が飼ってるナイトメアは殺さないのか。
これずっと気になっていたのです。
その謎を、別の主人公から見た視線で明かしちゃうとこがすばらしい!
☆12/17『賢者の長き不在 6』藤野もやむ マッグガーデン ブレイドコミック 04/12
精霊との契約の話は最高だわ〜。
契約したら主従関係が生まれるんだけどさ、マスターを守るとか、いうことを聞かないとか、ツボにはまっております。
新キャラもでてきてたのしーです。
☆12/17『名探偵夢水清志郎事件ノート Vol.1 そして五人がいなくなる』はやみねかおる・えぬえけい 講談社 なかよし 04/12
夏に本誌の別冊付録についていたマンガが単行本化。
まさかこんなに早くなるとは思いませんでした。
しかも、これが超豪華な装丁になっていて感動しちゃいました。
はやみねかおるさんとえぬえけいさんのコンビだから、できたのだと思う。
来春のVol,2が楽しみです。
☆12/16『死刑囚042(オシニ)』小手川 ゆあ 集英社 ヤングジャンプ 02/10
人を殺した犯罪者が、とある条件付で久しぶりに外の世界へ出る話。
犯罪者の主人公の男性、がちっちゃい機械を体に埋め込められて、“悪いことしたら爆発しちゃうからおとなしく生活するんだぞ”みたいな感じで外に出され、どうなるかの実験台にされる。
監視つきでとある高校に送られそこで用務員の仕事をするんだけど、リアルでおもしろかった。
将来こういうことが行われそうな感じ。
流れとしては、久しぶりに人と触れ合うことで、初めは悪だった心もだんだんなくなっていく。
女子高生にほんのり想いをよせちゃったりもする。
生と死について考えさせられた。
◆12/15『しろいやみのはてで―あらしのよるに特別編』きむらゆういち 講談社 04/10
シリーズ10周年記念。
どうやら、『ふぶきのあした』の番外編らしい。
メイとガブのそれぞれの想い。
シリーズをすべて読んだ人にだけ“わかる”って感じのないようでした。
個人的には、ホームズみたいに、“奇跡的に助かりました”っていうのを期待していたのですが、でも番外編であって続きじゃないですからね。
もうあれで完結しているのですから。
☆12/15『おまけの小林クン 14』森本まさみ 白泉社 LaLa 04/12
新キャラまた登場。
長い髪がきれい。
いよいよ進路の話になってきました。
高校3年生って大変だよなあ。
まわりが進んでいるとあせるし。
将来が見えてないと本当にきついし。
☆12/13『BECK 13〜14』ハロルド作石 講談社 月刊マガジン 02/11〜03/2
もうこれは“すごい”というしかないです。
竜介とついに再会。
そしてBECKとしてのアメリカツアー。
あのお兄さんとの賭けに勝っちゃったとこは本当にすごい。
コユキが歌うシーンが好き。
歌を歌うシーンを描くなら、なんらかの歌詞も一緒に書くのが通常。
だけどBECKにはそれがない。
吹き出しなしの絵なんだけど、そこがまたインパクトあるんだよね。
ここがいいところなんだよ。
★12/12『ブレイブストーリー 下』宮部みゆき 角川書店 03/3
上巻を読んでからかなり間が空きました。
ラストはそういう終わり方かあ。
でも二十歳以下の子どものする冒険っていったら、やっぱそれが目的っていうかだよね。
いわれてみれば当たり前なんだけど、そこらへんのワタルのセリフがわたしの考えと重なりました。
☆12/11『十二秘色のパレット』草川為 白泉社 LaLa 04/11
色使いさんのお話。
話はわかりにくいんだけど、設定はけっこうおもしろい。
☆12/11『チェリージュース』フクシマハルカ 講談社 なかよし 04/12
両親の再婚がもとで姉弟になってしまった男女の微妙な恋心。
帯は“僕らは恋する5秒前”。
快心のブラザーラブ。
マンガじゃありきたりの世界って思うかもしれないけど、これがまたおもしろい。
大ヒットまちがいなしだと思ってます。
☆12/4『NARUTO ナルト 25』岸本斉史 集英社 ジャンプ 04/12
サスケの過去。
お兄さんを慕っていたサスケがとても幼い。
かなり胸に刻まれる話だ。
自分と重なるところも少々あって、思うことはいろいろ。
☆12/4『BLEACH 15』久保帯人 集英社 ジャンプ 04/12
ジャンプの予告に、表紙は意外な人っていう感じで書いてあったので注目していたのだけど、本当にびっくり。
イヅルさんですか。
意外だあ。
それに表紙が暗い。
……と思ったら、別バージョンの表紙がジャンプの付録に!?
ぜったい買いますよ。イチ×ルキですもん。
さあ中身。
本誌で読んでいるけど、新鮮だなあ。
石田、喜助さん、隊長副隊長の話、そして一護の修行。
どれもよいエピソード。
☆12/3『委員長、お手をどうぞ』山名沢湖 双葉社 アクションコミックス 04/11
保健委員長、風紀委員長、美化委員長……。
それぞれの短編集。
なんか昔を思い出すぞ。
名前聞いただけでもわくわくです。
お気に入りは、学級委員長と図書委員長。
前者は外見は委員長なんだけど、“本当は普通の女の子なんだよ”っていう主人公の気持ちが好き。
後者の図書委員長は、他人のカードをふくめ3枚の貸し出しカードを使い本を借りていく男の子との話。
『耳をすませば』とはまったく違う図書館のガール・ミーツ・ボーイです。
この男の子、天沢聖司クンと似てて、生意気なんだけど発するセリフが素敵。
素敵すぎるゥvv。
本好きだと共感しちゃうし。
☆12/3『スミレステッチ』山名沢湖 エンターブレイン ビームコミック 04/11
“しずく”に憧れを感じ、“メルヘン”で共感し……。
ほんと、山名さんの本は夢がいっぱいあって読むと幸せになれます。
出会えてよかった。
知らなきゃ損。
☆12/3『白のふわふわ』山名沢湖 エンターブレイン ビームコミック 04/11
ふわふわですよ。
非日常生活なんですけどね、あたたかい世界で。
それが彼女の作品の魅力なところ。
◆12/2『妖怪アパートの幽雅な日常 1』香月 日輪 YA! Entertainment 03/10
高校入学とともに手に入れた一人暮らし。
しかし、やっと決まった寮が火事になり……
ってなわけで格安の妖怪アパートへ。
ここの住人が幽霊や妖怪のたぐいなんだけど、その人たちとの交流が楽しくて楽しくて。
ぜんぜんウソくさくなく、自然に描かれています。
ここが魅力的だね。
続きがきになります(現在3巻まででている)。
マジでおもしろかった。
★12/1『図書館の神様』瀬尾まいこ マガジンハウス 03/12
図書館の神様と聞いて、読まずにはいられなかったこの作品。
“図書館の神様”という言葉が使われるシーンはなかったのですが(見逃していなければ)、なんとなくわかる……という余韻が。
国語に身のはいらない国語教師が、一人だけの文芸部の顧問になり、その生徒と話していく中でちょっとずつ心が動いていく感じ。
このたった一人の文芸部の生徒がすごい。
文芸部っていうイメージを覆すかのような性格だし、自分の意志がはっきりしていて好印象。
昔の作家研究(川端康成)をしちゃうくらいのなんか違和感ある生徒なんだけど、この子との会話がいいんです。
このほかにも、毎週自分の家に来る大学生の弟、奥さんがいる彼氏。
この人たちとの交流がとても新鮮でおもしろい。
特に、付き合っている彼とのこと。
不倫なんだけど、悪人の立場である主人公がぜんぜん悪い人に見えない。
最後に、ベストセリフを引用。
「のび太はタイムマシーンに乗って時代を超えて、どこでもドアで世界を回る。マゼランは船で、ライト兄弟は飛行機で新しい世界に飛んでいく。僕は本を開いてそれをする」
わたしも、本を開いてそれをします。
★12/1『三日月少年漂流記』長野まゆみ 河出書房新社 河出文庫 93/1
博物館に展示されていた人形、三日月少年が消えた。
その人形を銅貨と水蓮の二人の少年が探しに出る。
人形が逃げ出しちゃうっていう設定が好きだー。
どんな思いで出ていっちゃったんだろうとか、今頃何やってんだろうとか。
そんなことを考えながら読んでいました。
わくわくvv