☆11/30『BECK 11〜12』ハロルド作石 講談社 月刊マガジン 02/5〜02/8
今度は全米ツアーに誘われちゃったよ。
スケールが大きい。
高校生なんだよな。
それなのにこんなにすごい体験できるなんて……。
竜介は戻ってくるのか、そこが気になるところ。
★11/29「携帯リスナー」 西尾維新 ファウストVol.4講談社 MOOK 04/11
わたしもラジオ好きなので、主人公の気持ちわかる。
なんだか身にしみる話。
★11/29「誰にも続かない」乙一・北山猛邦・佐藤友哉・滝本竜彦・西尾維新 ファウストVol.4講談社 MOOK 04/11
上記五氏によるリレー小説。
リレー小説って、やったことがあるのでその大変さもおもしろさもわかっているつもり。
トップの乙一さんの冒頭部分のすばらしさといったらこの上ありません。
こんなによいものを提案できる乙一さん、さすがです。
で、そのあと、アキヒロの正体が気になりながら読んでいたら、いきなり3番手さんによって明かされちゃって驚き。
最後に持っていくのが普通だろうと思っていたのに。
ま、リレー小説だから、何が起こるかわかんないもんね。
その後はかなり文体も変わり、話がダークに。
らしいといえばらしいけど。
妹があんな性格だとはおもいもしなかったです。
●11/28『天にマのつく雪が舞う!』喬林 知 角川書店 角川ビーンズ文庫 03/5
まるマ シリーズ第8作。
ムラケンが一緒に来ちゃった編の3冊目です(次で決着?)。
ついにムラケンの正体が! &行方不明だったコンラッドが!
もう最高です。
とくにムラケンが自身のことを語るトコ。
それを聞いたユーリの反応。
NHKさんがアニメにしてくださった理由がすっごくわかります。
もう目が離せません。
☆11/27『ラブ★コン 9』中原アヤ 集英社 別冊マーガレット04/11
あいかわらずいいなあ、こういう青春ものは。
文化祭と進路選択。
二人の仲がいつまでも続いてほしいです。
◆11/26『少女海賊ユーリ 6 さまよえる宝島』みおちづる 童心社 フォア文庫 04/11
ストーリーがすばらしいっ。
とある国の行方不明の世継ぎ(王子)探しみたいな感じなんだけど、展開が本当にいい。
よくある話なんて思っちゃいけないですね。
☆11/26『ドッペルゲンガ−』あとり硅子 新書館 WINGS 96/10
少し前に亡くなってしまわれた作家さんの作品。
同時収録の『藍色の夜』にほれました。
年をとらない人の話。
まわりのみんなはどんどん老いて亡くなっていくのに、自分だけは若いまま……っていうもの。
★11/26『のばら』長野まゆみ 河出書房新社 河出文庫 92/10
表紙を見る限りでは、つまんなそうな感じ。
だけど中身はとんでもないっ!
大絶賛♪
昨日読んだ『少年アリス』との絡みもあってさらによし!
★11/25『少年アリス』長野まゆみ 河出書房新社 河出文庫 92/7
名作♪
まさかこんなによい本だとは思いませんでした。
さすが賞取っただけあります。
長野まゆみ作品にこれからはまりそうな予感。
★11/25『夫 稲垣足穂』稲垣志代 芸術生活社 71/10
最近はまっている、稲垣足穂さんの奥さんが書いた本。
タルホさんとの出会いや、かわした手紙などが載っています。
二人が結婚したのはかな〜り遅いんだけど、いい出会いしたなあっていう感じ。
ちょっとあこがれる。
この本が発売された当時はまだ生きていたタルホさんだけど、その6年後にはなくなってしまうんだよね。
惜しい人を亡くしたなあっていう感じ。
自分が生まれたのはその数年後。
同時代を生きたかったよ。
今じゃどの本も入手困難。
手に入る全集は一冊5000円以上するし……。
ツライです。
☆11/25『夜ニモマケズ! 1』マジコ! 角川書店 ASUKA 04/6
魔族たちの先生として、人間の主人公が定時制の学校で働く話。
夜の学校、生徒が手ごわいので“夜ニモマケズ”っていうタイトル。
シリアスじゃなくてギャグ込みなんだけど、ときどきあるまじめなシーンがよかったり。
☆11/24『XXXHOLIC 5』CLAMP 講談社 ヤングマガジン 04/11
最高です。
紫陽花とアメワラシのとこが特に。
「どうして私が人間を助けなきゃならないの?」
の次ページ、これは超名セリフ!!
胸を衝かれたね。
☆11/24『NHKにようこそ! 2』滝本 竜彦, 大岩 ケンヂ 角川書店 エース 04/11
発売日より2日も早くげっと。
中身がすげー。すごすぎる。
奈良の女の子の誘拐殺人事件のあとこれ読むと、かなり内容に問題あり。
類似点っていうかなんていうか……。
そういう考えを持った人いるっていうことが、リアルに描かれているので怖いです。
(規制しろよっていいたい)。
読むのにかなり抵抗ありました(1巻もだけど)。
ネットを使った集団自殺についての話題も。
これもリアルすぎます。
練炭自殺する前の会話とか。
☆11/23『げんしけん 5』木尾士目 講談社 アフタヌーン 04/11
初回特典は副会長をげっと。
荻上さんと大野さんのやおい話についての云々、斑目のファッション、そしてコミフェス同人参加の話。
どんどん発覚していく荻上さんのオタクぶりがおもしろくてたまりません。
げんしけん、最高。
高坂くんのコスプレ最高。
荻上さんって絵描くんだ。最後に三枚載ってますね。
「いろはごっこ」、できれば墨なしで見たかった。
内容気になる。
☆11/23『鋼の錬金術師 9』 スクエア・エニックス ガンガン 04/11
新刊なんだけど、本誌で読んでいたので新鮮さはなし。
でも、ロス少尉のとこは衝撃的だったなあ。
☆11/22『ぷちぷり*ユーシィー 完全版』 04/11
以前発売された一巻に未収録のマンガを加えた完全版。
……なんだけど、完結していないところが悔しい。
“続きはDVDでね”っていうの、やめてほしいんだけど……。
ラストが見たいから完全版買ったのに、意味ないじゃん。
文句たらたらだけど、アニメは名作なんだよね。
あれほど感動した作品は久しぶり。
☆11/22『金魚屋古書店出納帳 1』芳崎 せいむ 少年画報社 ヤングキングコミックス 03/4
古本屋が舞台(マンガが主)。
現存するマンガのタイトルがわんさか出てきてめちゃ楽しいです。
話がマニアックなのにすごく自然な会話。
わたしも行きたくなってきた。
これは全巻読みたい。
☆11/22『OZ ―DOROTHY 全2』宗田 朋 柊 ゆたか ペンギン書房 Seed!comics 04/9〜04/11
メルマガで無料公開されていたもの。
タイトルから「オズの魔法使い」を連想させられるけど、出てくるのはライオンとドロシーのみ。
90%くらい別物です(似ているのはライオンの感情あたりかな)。
初めはよくわからなかったけど、二度読んでやっと理解できました。
(丁寧に読まなくちゃ、ホントわけわからない)
内容がわかると、かなり深いストーリーだったということが判明。
ダークな話なんだけどね。
ライオンとドロシーの関係にぐっときてしまいました。
☆11/22『金色のガッシュベル 18』雷句誠 小学館 サンデー 04/11
戦いが終わっての平和な日々、これ好きだ〜。
ずっと続いてくれればいいけど、すぐに戦いは再会。
最後のほうに出てきた魔物にはまりました。
☆11/22『夕凪の街 桜の国』こうの 史代 双葉社04/10
広島原爆関連のもの。
日常生活を取り戻した被爆者の主人公が、生活の中で原爆の恐怖を思い出してしまう。
何人の人を見殺しにしてきた自分が、人を愛す資格なんかない……。
そんな話です。
『はだしのげん』のような衝撃的な絵はありません。
平和の中の恐怖って、味わった人にしかわからないんだよなあ。
●11/21『きっとマのつく陽が昇る! 』喬林 知 角川書店 角川ビーンズ文庫 02/9
●11/21『いつかマのつく夕暮れに! 』喬林 知 角川書店 角川ビーンズ文庫 02/12
まるマシリーズ、5巻と6巻。
繋がっているものなのでまとめて書きます。
アニメがおもしろくて、続きが気になり原作を読みました。
TVよりテンションが高くてこっちのほうがより笑えます。
微妙に違いはあるけれど、だいたいの流れは同じ。
しかしまだまだ旅は終わらないよ。
またいいところで切れるし……。
続き近いうちに読みます。
早く知りたいですし。
★11/21『リトル・バイ・リトル』島本理生 講談社 01/3
芥川賞候補作(綿矢さんと金原さんのときの)。
自分と同じ年だとは思えないほどきれいな文。
こういう青春っていいねえ。
★11/19『グッドラック』アレックス・ロビラ、 フェルナンド・トリアス・デ・ペス ポプラ社 04/6
約130万部のベストセラー本。
ベストセラーって聞くと、どうも拒否反応をしてしまうのですが、たまたま図書館でみつけたので。
“幸せとはどうしたらやってくるのだろう”っていう本。
『チーズはどこへ消えた?』のような感じの哲学書、のような文芸書。
ポプラ社の社長さんやマスコミは大絶賛しているけど、わたしはそうでもない。
カバーがリバーシブルだとか、初版のみスピンにバリエーションがあったとか、クローバーが7つ施されているとか、とにかく幸せにあやかっている装丁はすばらしい。
問題は中身。
先がみえみえなのが気になったし、当たり前っていったらそこでおしまいなんだよね。
こんな感じで批判的なところもあるけど、いいところもある。
章ごとの言葉とか。
自分のためにはなるから。
う〜ん、これは賛否両論だね。
……と、そういえば最近表紙が変わりましたね。
赤バージョンがでてるよ。
この色がめちゃめちゃきれい。
色指定した人尊敬しちゃいます。
★11/19『イン・ザ・プール』奥田 英朗 文芸春秋 02/5
沙華那さんが以前紹介してくださった本。
直木賞作家さんの著書。
描写がいいね。
出てくる方々もおもしろい。
ちなみにわたしは、活字中毒です。
■11/18『進化論』芝田勝茂 講談社 YA!ENTERTAINMENT 04/6
97年刊の再刊。
実際に起こりうるかもしれないのでけっこう衝撃的。
今の時代、クロマニョン人やネアンデルタール人はいない。
それは人間が進化したから。
ということは、現代人も進化し、今の姿は滅亡する?
主人公の彼女が、突然妊娠しちゃうんです。
でも父親は彼氏の主人公じゃない。
ほかのどの男でもない。
無精妊娠。遺伝子異常児の誕生の誕生ですよ。
ちょっとリアルでした。
★11/18『稲垣足穂全集 11、13』稲垣足穂 筑摩書房 01/8〜01/10
11巻が「莵東雑記」、13巻が「タルホ拾遺」。
まさに言葉の玉手箱!
大満足。
でも中に、“ん?”と思うようなすごい発言が。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を読むことを拒否していた理由について、“東北の泥臭い手かと思ったから”といっているんです。
びっくりしちゃいましたよ。
まあそのあとで、自分が最高だと思う本のベスト1に、この『銀河鉄道の夜』を
挙げているんだけどさ。
■11/16『探偵伯爵と僕』森博嗣 講談社 ミステリランド 04/4
子どもが視点で描かれているんだけど、話のレベルが高いところが、さすが森博嗣! というところ。
いろいろと言葉の勉強になりました(“情報交換”など)。
伯爵からのクイズも印象的。
ちょっと自分の小学生時代がなつかしくなったりもしたし、本当に楽しめました。
★11/16『ブレイブストーリー 上』宮部みゆき 角川書店 03/3
長かった〜。
先にコミックを読んでいるので予備知識あり。
だけど、進み方はかなりちがう。
こっちのほうがゆっくり。
というか、詳しい。細かく描写されていて、主人公の想いも強く伝わってきた。
登場人物と、その役割にも違いがあった。
だからコミックに、“新説”っていう文字が入っているんだ。
わたしは原作派だな。
コミックよりおもしろかった。
とはいっても、読んだのはまだ上巻だけ。
まだ借りていないけど、下巻も近いうちに読もうっと。
☆11/16『BECK 9〜10』ハロルド作石 講談社 月刊マガジン 01/11〜02/2
大イベント〜。
しかも思わぬ観客数。
歌っているコユキが、本当に気持ちよさそうだった。
ラストあたりの森の中でのシーン、最高です。
そんでほんとに終わりのところ、ソロデビューの話が。
すごい!!
★11/15『稲垣足穂全集 12 タルホ一家言』稲垣足穂 筑摩書房 01/9
「シャボン玉物語」など、数行の短い短編の集まりって好き。
テンポよく読めるし、話のセンスも最高。
稲垣足穂さんを知って、本当によかった。
知らなくちゃ大損だったよ。
☆11/15『カペタ 1』曽田正人 講談社 月刊マガジン 03/10
モーターレーシングもののマンガ。
車には興味がないのであまり期待していなかったのですが、これがめちゃめちゃいい。
夢に向かって……という感じのストーリー。
小学生の男の子がクルマにのめりこむシーンがぐっとくる。
一つの目標に向かってひたむきに生きるっていうのがかっこいい。
それに、キャラがアニメみたいに動く。
躍動感っていうのかなあ。
興奮しちゃいました。
ちなみに、タイトルのカペタは主人公の名前“勝平太”から。
(ポルトガル語でいたずらっ子とか魔王とかともいうらしい)
☆11/15『天使じゃない!! 2』しげまつ貴子 秋田書店 プリンセス 04/3
矢沢あい ではありません。
けっこうマイナーだと思うけど、これもまたおもしろい。
芸能界もの。
人気アイドル泉の正体は実は男!! ってことを知ってしまったひかるが、彼のマネージャーをすることになる話。
最近よくみるネタなんだけど、これがいいのよ。
2巻のみどころは、ドラマロケにいった泉が、役を演じきれないところ。
自殺しようとする女の子の役なんだけど、“あとに残された人のことを考えないで自殺するっていう人の気が知れない”といい、どうもうまくいかない。
(自分も親に自殺された過去がある)
その気持ちをどう理解へと繋がっていくか、繋げていくか、心のうつりかわりがいい。
☆11/14『グレイテストな私達 2』わかつきめぐみ 白泉社 花とゆめ
本編より、同時収録されていた『卵売り峰曽太の日常』にはまった♪
神さまに突き放され、人間界に行かされた峰曽太の物語。
峰曽太っていうのは、その神さまにお遣えしている方。
不思議な力を使える。
わかつきめぐみさんの神さま関連の話だから、本当に安心してよめる。
ほんわかしたいい話。
こういうの描けるって、あこがれるなあ。
◆11/13『はじまりのことば』可能 涼介 理論社 カラフル文学館26 01/1
小学六年生の男の子が、大人の人と触れ合う中で、少しずつ大人になっていく物語。
描き方がうまい!
本の構成の仕方もうまい!
挿絵もイメージにピッタリ!
拾った財布をネコババすることなく持ち主に返した主人公の唯一(ただいち) は、お礼にそのおじさんから白い紙をもらう。
ふつうの紙っぽいんだけど、ただの紙じゃない。
唯一(ただいち) はそれに詩を書こうとするんだけど……。
このミステリアスなところがいいんです。
ラスト、この不思議な紙をどうしたかっていう文もすてきだ〜。
◆11/13『羽の音』大島 真寿美 理論社 カラフル文学館 28 01/5
出社拒否の姉と登校拒否のわたし……。
自分に近い感じがすると、どうも感情移入しちゃうというか、共感できちゃうんだよなあ。
寂しい感じ、ゆっくりと過ごしている時間、マイペース。
この本は、そんな二人が一歩踏み出すまでを描いています。
タイトルは「羽が生えてくるのかも知れないよ」というセリフの一つから。
きれいな話でした。
◆11/13『魔法使いの秘密の道具箱』ジャニス・イートン キルビーほか 技術評論社 Gihyo Merlin books 04/9
ハリポタ五巻の発売に合わせて出版されたと見られる本。
魔法使いになるための、子ども向け解説書です。
魔法好きのわたしにとってはたまらない!
と思ったけれど、現実的に考えたらオカルトチックに見えてきた……。
英国ならいいけど、ここ日本だし……。
でも、知識は増えました。
☆11/12『So What? 6(完)』わかつきめぐみ 白泉社 花とゆめ 89/11
文庫版で以前読んだことがあるけれど、今回は単行本版を読む。
本編の感想は前に書いたから、今回は同時収録の短編『秋に来る鬼』の感想。
主人公の女の子は昔よく鬼をいじめていたんだけど、その鬼が10年後、主人公に仕返しに来るっていう話。
これがまたよい話。
だからわかつきめぐみさんは大好きなんだよ。
昔のマンガも、いいとろいっぱいあるね。
★11/12『宇宙百貨活劇』長野まゆみ 河出書房 河出文庫 95/2
稲垣足穂さんつながりで“月”にハマリ、月関係で今度は長野まゆみさんに注目しています。
連作短編集&用語集。
前半部分は、双子が出てくるおはなし。
双子についての関係がおもしろい。
わたしも、双子に関しては兄・弟といった関係がないほうが好き。
◆11/12『もりのこえ』田代千里 伊藤忠商事 03/12
愛*地球博のキャラクターの絵本。
愛子さまのビデオで話題に。
万博も近くなってきたしね。
“もりのこえ”を探すというお話です。
ほのぼの系。
★11/11『稲垣足穂全集〈12〉タルホ一家言』稲垣足穂 筑摩書房 01/9
一巻と同じ感じで、短い小説がいっぱい。
とんとんと読めるので、そのテンポが好き。
もちろん、内容も最高です。
第三半球物語/月星六話/彗星一夕話/空中世界/月夜の不思議/時計奇談/螺旋街/
タイトルだけでも魅力的。
☆11/9『BECK 5〜8』ハロルド作石 講談社 月刊マガジン 02/5〜02/8
うらやまし〜。
つらいこともあるけどさ、自分の好きなことできるなんて、こんな幸せ他にないよ。
ホント、うらやましかった。
◆11/8『魔女モティ』柏葉幸子 講談社 文学の扉 04/7
家出した女の子が、猫に魔女の家族にならないかってスカウトされる話。
仮の家族っていうか、形だけっていうか。
その魔女の名前がモティ。
魔法学校のやっかいもの。
新感覚ってどこかに書いてあったけど、本当に新感覚。
素直におもしろかった。
☆11/7『PEACE MAKER鐡 1〜4』黒乃 奈々絵 マッグガーデン コミックブレイド 02/10〜04/2
『ガンガン』で連載されていた『新撰組異聞PEACEMAKER』の続編。
前作を読み終わってから、かなり読むのが遅れました。
現在出ている4巻まで一気読み。
NHK大河ドラマ「新撰組」を見た後だったので、いっそう楽しめました。
キャラにギャップを感じてしまうのが少々の欠点ですが、歴史の流れがわかっていると違いがわかっていろいろな発見があります。
山南さんのこと、伊藤さんのこと、総司のこと……。
新撰組ってすてきだわ〜。
★11/7『ダイアナ・ウィン・ジョーンズ ファンタジーランド観光ガイド』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 東洋書林 03/12
こんな本があったんだ。
図書館でたまたま見つけた本。
ファンタジーの用語集なんだけど、これがダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの世界そのもの!
魔法使い、剣、黒魔術、闇の王……。
一つ一つの用語解説(小説ではない)。
ファンタジー小説を書くためのネタにもなりそう……。
佐竹美保さんのイラストも最高。
ダイアナさんといえば佐竹美保。
完全に定着しているね。
★11/6『アムリタ 上下』吉本ばなな 福武書店 94/1
なんて綺麗な小説。
心があたたかくなったよ。
だからばななさんは人気があるんだ。
“とにかく読んで”という作品でした。
★11/6『鉱物』アンドレ・ブルトンほか 国書刊行会 書物の王国6 97/12
「鉱物」をテーマにした短編文学集。
その数36作品。
前に読んだ『月』と同じく、これもわたし好み。
有名どころでいくと、宮沢賢治さんや長野まゆみさんの作品も入っています。
まさに“書物の王国”という内容。
お気に入りは、寺山修司さんの「サファイア」。
☆11/5『拝み屋横丁顛末記 2』宮本福助 一賽舎 ZERO-SUM 04/5
大家さんが困る姿、わたしも見てみた〜い。
だけどその日はまだまだ遠いですね。
貧乏神の話、おもしろかった!
☆11/5『ONE PIECE 35』尾田栄一郎 集英社 少年ジャンプ 04/11
ターニングポイントなのでしょうか。
尾田さん、描き方ウマすぎ。
大事な船、手放せないよね。
本誌でもまだ解決していない、ウソップとロビンの今後も気になるところ。
いったいどうなるんだろう。
★11/5『月』グリム兄弟ほか 国書刊行会 書物の王国4 99/10
「月」をテーマにした短編の作品集(31篇)。
最近気になっている稲垣足穂さんのほかに、夢野久作さんや川端康成さん、宮沢賢治さんと、ふる〜い作品ばかりが集められています。
だけど、中身は新鮮!
タイトルだけでも楽しいです。
「月の精」「月光騎手」「月に撃たれて」「月物語」「月を描く人」「月世界の男」「月の子たち」……。
常識から外れた世界がたっぷりと描かれていて、そこがGoodなところ。
☆11/4『拝み屋横丁顛末記 3』宮本福助 一賽舎 ZERO-SUM 04/10
笑わない少年を笑わす、という話は必見。
「シャイニングウィザード!」で噴出さない人は、まず、いないでしょう。
なんというおもしろさvv
メディアミックスしてほしいなあ。
(声の担当、文世さんは子安さん希望)
今回も幽霊いっぱいでてくるんですが、ぜんぜん落ち込んでいる様子はなく、元気元気。
成仏が目的なわけだけど、楽しく生きているっていうのがいい。
普通なら、やり残したことがあるからって誰かにすがりつくのですが、これはそれがない。
暗い部分なしだからこちらとしても安心して読めるし楽しいし。
なんていいマンガなんだろう。
☆11/4『壮太君のアキハバラ奮闘記 3』鈴木次郎 スクウェア・エニックス Gファンタジー 04/10
オタクライフのマンガです。
以前よりましてかなり濃い。
しかも次のテーマは――。
もうそこまでいくのかと思ったら、やっぱパピコの方がいいっていう終わり。
これはよかったね。
壮太君らしいです。
★11/2『続 懐かしい日本の言葉』藤岡和賀夫 宣伝会議 04/9
「にほんごであそぼ」の影響を受け、このところ古い言葉に関心があります。
前回の『懐かしい日本の言葉』がおもしろかったのでこちらも読みました。
知っている言葉は少しはあるものの、知らないのがほとんど。
勉強になりました。
☆11/1『Global garden @〜D』日渡早紀 白泉社 花とゆめ 02/2〜03/9
日渡早紀さんらしい作品。
こういうの好きー。
魂のつながりっていうか、過去の誰かと繋がっているっていうか……。
母親のために少年でありつづけようという少女。
だけど女の子としての自分を認められたい気持ちでいっぱい。
これが男装しているとはいいきれないんですよ。
女だと一発でわかる胸がないんですから。
ふたつの性を行き交うかうところが神秘的だし、とても魅力的な作品でした。
☆11/1『BECK BC』ハロルド作石 講談社 月刊マガジン 00/7〜00/8
こわれたギターが直ったときは本当にうれしかった。
だけど、それが再び一瞬にして壊されたときはわたしもショック。
続きを読んで安心したけど、これはひどすぎる。
またおかしな犬が登場。
この詳しいとこも知りたいです。
で、次巻は記念すべきの初ライブ。
コユキの練習量もハンパじゃないからなあ。
これだけ打ち込めるなんてすごい。