読書記録2004年8月

★一般書 ●ライト・ティーンズノベル ■ヤングアダルト ◆子ども向け ☆まんが

◆8/26『若おかみは小学生! Part2』令丈ヒロ子 講談社 青い鳥文庫 03/11
 6年生のおっこが、祖母・峰子の経営する旅館“春の屋”で若おかみ修業をする話の第二弾。
 太るからって、旅館の料理をまったく食べない困った女の子に悪戦苦闘。
 そんな折、おばあちゃんとユーレイのウリ坊の過去も知っちゃったり。
 アイディアいっぱいで楽しかったです。

☆8/25『銭 @』鈴木みそ エンターブレイン コミックビーム 03/9
 世の中のお金回りの解説本のようなもの。
・いのちの値段
・マンガ雑誌の値段(2話分)
・アニメの値段(3話分)
・賭博の魂
・コンビニの値段(3話分)
 このラインナップみたら、読まずにはいられませんでした。
 本当に具体的な数字まで出てきて、“そうなんだ……”って思うことがたくさん。
 アニメータの厳しさとか、コンビニ経営の辛さとか、いのちに学歴などの差別で値段をつけられることとか……。
 興味津々です。

☆8/25『スパイラル 〜推理の絆〜 K』城平京/水野英多 スクウェア・エニックス 04/8
 火澄登場。
 鳴海さんとのコンビも最高ですね。
 殺されるものと殺すもののコンビだけど、険悪ムードはないし。
 むしろ楽しいです。
 病院退院したあと、浅月さんのお見舞い行ったシーン、笑えました。
“お兄ちゃん”
 最高です。

★8/24『新本格魔法少女りすか』西尾維新 講談社 講談社ノベルス 04/7
 発売日から2.3日で書き下ろし部分だけは読んだのだけど、1,2話は8月に読み終わる。
 本当にりすかは“新本格魔法少女”なのだなあと思う。
 とりあえず、書き下ろし部分の感想。
 創貴が同級生を殺したことをりすかが追求する話。
 りすかの従兄弟も登場。
 かなり恐い。というか恐ろしい。
 運命干渉系の魔法使い。
 創貴に、運が悪くなる魔法をかけるんだけど、本当に最悪なことしか起こらない。
 最後の最後までそれが続く。
 創貴完全にピンチ。
 二人のやりとりがおもしろかった。
 どちらも頭がよくて、どっちが勝つんだろうってどきどきでした。

☆8/20『ツバサF』CLAMP 講談社 マガジン 04/8
 ファイさんと星史郎さんの戦いにどきっとさせられました。
 だって、ねえ。
 小人の塔ですももと琴子が出てきたのはうれしかったなあ。
(ちぃが一巻で出てきたのでちょっと期待していた)
 来月の雑誌インタビューも楽しみ。

★8/16『ニート ―フリーターでもなく失業者でもなく』玄田有史・曲沼美恵 幻冬社 04/7
 ニートとは、働くことにも学ぶことにも踏み出せない若者たちのことだと作者はいう。
 自分が将来なりそうなので読んでみた本。
 てっきり小説だと思い、主人公の生き方を今後の参考に……と思って期待していたのに、小説ではなかった。
 でも、何かの参考にはなったような気がする。
 ならないといいなあって思っているけど、逆に、そういう人が増えているのだから、自分がなっても不思議じゃない=安心だ。
 なんていう考えも浮かんだりもした。

☆8/14『GOTH』原作:乙一、画:大岩ケンヂ 角川書店 少年エース 03/6
 手だけ切り取られるリストカット事件が起こる話。
 同タイトルの小説が原作。
 死を扱っていて、かなりダーク(乙一さんらしいといえばそうだけど)。
 表紙も中も黒いです。
 感じは出ているけど、わたしには苦手。
 恐いから。
 しかし、これが人間の欲望でもあるんだよな……とも思った。

★8/13『殺意の時間割』ミステリ・アンソロジーW 角川書店 スニーカー文庫 02/8
 赤川次郎さん、鯨統一郎さん、近藤史恵さん、西澤保彦さん、はやみねかおるさんの共著。
 ミステリといっても、作品のほとんどが殺人事件ではなかったでほっとさせられました。
 いいものが多かった。  どきどきさせられたのは鯨統一郎さんの『Bは爆弾のB』。自分の恋人が犯罪組織の一味ではないかと疑われる話。
 赤川次郎さんの『命の恩人』は、ちょっと不思議な話だった。

■8/12『NO.6 #1』あさのあつこ 講談社 YA! 03/10
 近未来都市での話。舞台は1913年。ちょっとリアルな数字。
 エリートばかりを集めた区域に住む主人公紫苑が、脱獄者“ネズミ”との出会いにより組織を裏切り、二人で逃げ出す。
 “ネズミ”がどんな犯罪を犯したのか、彼の本名は何か、二人は今後どうなるか、目が話せません。
 2巻はすでに発売中。
 できればすぐに読みたい。

★8/11『君の夢 僕の思考』森博嗣 PHP研究所02/6
 森さんの著書から拾った言葉集。
 小説の一コマで、“いいこというなあ”っていうところが抜き出されています。
 女性の社会進出についての会話があるのですが、その答えがおもしろかったです。
 ふつうなら、“いいことじゃないか”って返すと思うのですが、森さんの作った人物はこう返しています。
“どうも思わないね”
 男女平等と仕事は無関係なのだそうです。男と平等になるために仕事をするなんておかしい、それでは仕事をしている人が偉いってことになるじゃん。仕事をしてようが遊んでいようが人は平等、そういうわけだってさ。
 こんな考え方、したことないです。
 確かにその通りかも。
 差別になるかも……。
 しばらく何日かこのことについてずっと考えてしまいました。

☆8/10『NARUTO―ナルト―23』岸本斉史 集英社 少年ジャンプ 04/8
 サスケを救うための戦い。
 敵はとても強くてみな必死。
 敵との知恵比べというか、戦いのやりとりがどきどきです。

☆8/10『ONE PIECE 34』尾田栄一郎 集英社 少年ジャンプ 04/8
 新キャラ続々登場。
 気になるのは海軍の大将さん。氷の力は最強すぎです。
 ルフィとまともに戦ったら絶対勝っちゃうよ。
 ロビンのことも少しずつあきらかにされつつありますね。
 新しい都市でまた知り合いと会ってしまったようですし……。
 メリー号もどうなることやら。

☆8/10『金色のガッシュ!! P』雷句誠 小学館 少年サンデー 04/8
 ついにゾフィスが倒れる。もちろんシェリー&ブラゴがやる。
 首飾り、イヤリング、記憶の話、どれもこれもが胸を打つなあ。
 倒せてよかった。

◆8/7『ダリア』野中柊 理論社 00/10
 はたしてこれは、児童文学の分類に入れてよいものか、読んだあと少し考えた。
 まあ、『蛇にピアス』ほどじゃないけどね、純粋だけどね。












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