☆7/30『鋼の錬金術師 G』荒川弘 スクウェア・エニックス ガンガン 04/07
アニメを見ているから、頭が少し混乱してしまいました。
どちらかというと、コミックが少し遅れ気味。
アニメで死んでしまった人はまだコミックで生きていたりするので。
しかし、こっちが本編ていうことで、個人的には原作が好き。
ユーモアがあるから。
●7/30『神様家族』桑島由一 メディアファクトリー MJ文庫 03/06
主人公神山佐間太郎の家族は、神様(父)に女神(母・姉・妹)に天使(お手伝いさん)。
まさに神様家族。
願いはみんな叶えられちゃったり、なんか人生をいろいろ操作されちゃったり(恋愛とか)、かなりのコメディものです。
でも最後はちゃんと締めていて、かっこいいな〜と思いました。
☆7/27『しゃにむにGO NO』羅川真里茂 白泉社 花とゆめ 03/08〜03/12
ついにインターハイ!
そこでの伊出くんと留宇衣の活躍、二人へのいやがらせ、池やん先生の過去……。
かなりくらいつきながら読んでしまいました。
高校生テニスってこれだよね。
★7/26『工学部・水柿助教授の日常』森博嗣 幻冬舎 01/01
“全国の助教授ファンに捧ぐ!”なんて帯に書いてありましたけど、わたしは別に助教授ファンというわけではない。
でも森さんは好き。
水柿助教授の話だけど、これって森さんのこと? だよね。
どの話もおもしろかったです。
特に試験の話が好き。
受ける側として読んでいると、そうなんだ……と思うところがいくつかあったりして。
他にも、森さんが日々思っていることとか、よく感じ取ることができました。
森ミステリは、こんな感じのが好き。
S&Mシリーズとか、殺人が入ってくると苦手なんです。
★7/25『バッテリーU』あさのあつこ 角川書店 角川文庫 04/06
相手が先輩だろうが先生だろうが強気の態度をし続ける巧が、集団リンチにあう話(これは後半)。
巧の力は確かにすごい。
しかもこれほどまで自分の力に自信を持っているなんて。
かなり好き勝手にやっているので、うらやましくも思っています。
いいな〜。青春だよ〜。
☆7/25『なんて素敵にジャパネスクEF』氷室冴子・山内直美 白泉社 花とゆめ
91/05〜91/12
吉野君の話の続き。
過ちを犯した吉野君が自害しようとする。だけど瑠璃さんが“生きろ!”って、屋敷から逃がす。
一時行方不明になるが、7巻では生存しているらしいという話がちらほら。
今は高彬が好きでも、吉野君は初恋の人だからね〜。
そこの複雑さが好きです。
☆7/25『スケッチブック@』小箱とたん マッグガーデン コミックブレイド 03/06
4コママンガなんだけど、ちょっとスタイルはちがう感じ。
話が繋がっているから。
田舎にある学校の美術部のお話。
主人公はあんまりしゃべらないんだけど、このゆったり感が好き。
数珠玉の話は妙に心に残っています。
わたしも同じことしていたから。
☆7/24『西の善き魔女@』荻原規子・桃川春日子 マッグガーデン コミックブレイド 04/07
ついに漫画化!
う〜ん、でもなんだか小説と比べると違和感が……。
イラストが少し苦手(話はおもしろい)。
特にルーンのイメージが……(あとあとになってかっこよくなってきたけど)。
☆7/23『あこがれくじら』おーなり由子 集英社 集英社文庫 98/12
短編集の第一弾。
「六月歯医者」が一番印象的。
梅雨の季節になると、歯にもカビが生えてしまうのですが、そうなったら歯を引き抜く歯医者が現れる。それも必ず。
そして、自分のところにもくるんじゃないかと心配になった主人公の元にも、恐怖の歯医者さんが現れるのです。
どきどきの展開でした。
最後はとてもよいエピソード。
うそ!? という感じの展開です。
★7/23『天使のみつけかた』おーなり由子 新潮社 新潮文庫98/12
ひるね天使、ねがいごと天使などの天使図鑑など。
一人一人の天使の説明の部分が好き。
絵もやわらかくていい。
☆7/21『南くんの恋人』内田春菊 文藝春秋 文春文庫 98/7
再びドラマ化されたので、初めて原作本を読んでみることに。
ドラマとちがって、ちよみが小さくなった理由もないし、家族構成も薄いし、背景はあまりしっかりしていない。
男と女の関係がけっこうあるので、そこらへんは読むのが苦手。
それに、あのラストが納得いかないし……。
◆7/20『サイコバスターズ』青樹佑夜 講談社 YA! 04/2
“奪還屋”のコンビが贈る、ファンタジー小説。
2作の共通点は、不思議な力を持った人たちの戦いってとこ。
個人的にはもっと新鮮なテーマでいってほしかったです。
だって、殺し合いの話はいやだから。
最後に和解したからいいけど、でも、人を使った実験とかね、人をモノとして扱う話は苦手なんだよね。
しかし、話はおもしろいです。
2巻が気になるところ。
☆7/19『げんしけんC』木尾士目 講談社 アフタヌーン 04/6
ついに咲ちゃんのコス!
嫌いなのにコス。
そのあとに大野さんにいった感想、この言葉がすごくよかった。
めちゃくちゃ納得してしまった。
他にも、咲ちゃんが泣いちゃうシーンとか、“最後の砦”とか、いいなあっていう場面が盛りだくさん。
もうわたしは幸せです。
☆7/19『ラピスラズリの王冠@』川瀬夏葉 白泉社 LaLaDX 04/7
魔法が存在する国のお話。
魔法が苦手な女の子が、自分の国の王様となかよしになって、王国に入るために魔法の勉強をがんばるっていう感じのもの。
主人公と王子はもういい関係で、読んでいるとこっちも心が躍ってしまいます。
オーソドックスな話だけど、読了後はとても気持ちがいいです。
☆7/19『罪喰人』中村幸子・川添真理子 新書館 WINGS 01/2
他人の罪を喰って生きるという人の話。
意外におもしろかった。
この人の絵が綺麗だなあって、たったそれだけで買った本だったんだけどね。
神とか運命とかそんなキーワードもあり。
☆7/18『名探偵コナン 46』青山剛昌 小学館 少年サンデー 04/7
最近、どうも文字数が多くて読みずらいんだよね……。
でもおもしろいから許せるんだけどさ。
宝探しの話が好き。
怪盗キッドのが好き。
音楽の話もよかったなあ。
☆7/17『げんしけん@AB』木尾士目 講談社 アフタヌーン02/12〜03/12
大学の「現代視覚文化研究会」というサークルの、オタク生活。
すっごく楽しい大学生活が描かれています。
男が多いオタクの集まりのサークルで、男性向きの同人誌とかコスプレとかコミケとか、そういうのがいっぱい出てくるんです。
でも、絵がはずかしくない。
エロゲーや18禁もののジャケット写真やその同人誌の表紙とか、けっこう描かれているんだけどぜんぜん恥ずかしくない(コミックの表紙は少しあれだが……)。
青年マンガだし、普通傾向としては子どもにはちょっと……っていう絵が多かったりするけど、これは大丈夫。
“エロゲー”など、それと似たような言葉が何度も出てきても、許せてしまう(「NHKにようこそ」はひいちゃうけど)。
オタクマンガだけど、“人間”もちゃんと描かれていていい話。
アニメになるのもわかる。
同じオタクマンガとしては、鈴木次郎の「壮太くんのアキハバラ奮闘記」や、よしながふみの「フラワーオブライフ」などがある。
これらとはぜんぜん性格が違うんだよなあ。
★7/15『堕ちていく僕たち』森博嗣 集英社 新書 03/4
ラーメンを食べると、男が女に、女が男になるという、不思議な連作短編集。
哲学的な要素もあって、いろいろ考えさせられることが多かったです。
森博嗣さんは、そこがいいんだよな。
既存のことをそのまま受け入れないっていうか、ものごとを別の角度から見ることができるというか……。
とても勉強になりました。
★7/12『ファウストVol.3』 講談社 別冊小説現代 04/7
・「新本格魔法少女りすか 第三話 敵の敵は天敵!」西尾維新
新キャラ登場です。女の子の魔法使い。
かわいいんだけど、こわい。
今回は、りすかちゃんと創貴コンビ、絶体絶命まで追い込まれましたね。
(絶体絶命はいいすぎ?)
とにかく、いつもの何倍も窮地に陥ったことだけは確か。
戦闘シーンはすごいです。むごいです。
あと、創貴が恐い。
本当に小学生か? っていいたくなる。
・「零崎軋識の人間ノック」西尾維新
零崎新キャラ登場。
しゃべり方がおもしろい。
だれだっけなあ、だれかに似ているんだよな。このしゃべり方。
ちょっと思い出せない。
今回の話、人間試験よりさらに時はさかのぼります。
新しい発見がたくさんありました、この話。
戯言シリーズをよく知っている人にとってはお宝物の話ですよ、これ。
人識くんの中学校での名前がしれたり、なつかしのキャラが出てきたり、名前だけの登場だったあの人が出てくるし、きわめつけは……。
ここまではいえませんね。
本当にびっくりの衝撃事実発覚! って感じでした。
いい言葉だなあと思ったのは、
“零崎を始める”
『人間試験』のとき“さあ、零崎を始めよう”っていう帯に一目ぼれしてから、ずっとこの言葉が離れないんです。
いいよなあ、この言葉。
ちょっとした合言葉っていう感じ。
☆7/10『NHKにようこそ』大槻ケンヂ・滝本竜彦 角川書店 少年エース 04/6
ひきこもりの主人公と、隣人のオタククンの生活を描いたもの。
なれない絵がいっぱいあってあれなんですが、中身はおもしろかったです。
かなり現実的だったし、あれは滝本さんだから書けたっていう感じ。
現実味がありました。
特に、
「コンビニには人間関係まで売っていない」
というような感じの一言、これ以上の表現はないって感じ。
●7/10『緑のアルダBC』榎木洋子 集英社 コバルト文庫 03/11〜04/2
『謀略の都』『虹の白夜』の二冊。
ジャイバーラル編の前編と後編です。
ウルファの師匠が出てきて、そこから事件に巻き込まれます(っていっても、このシーンは前編の後のほうから)。
後半からどきどきでした。
でも、全体的にはまあまあかな。
◆7/6『チェーンメール』石崎洋司 講談社 YA! 03/12
不幸の手紙っぽいメールが出回る話かと思ったら、まったくの別物。
メールを使って友だち同士で物語(小説)を順番に綴っていくというものでした。
リレー小説ってやつです。
そのうち現実と小説の世界が似てきたりと、ちょっとどきっとしたり。
でもわたしは、こういう系の小説は苦手。少しはおもしろかったけど。
◆7/5『続 満月の夜を忘れるな!』風野潮 講談社 YA! 04/5
満月の日に猫に変身しちゃう主人公の男の子の話。
『満月の夜を忘れるな!』の続編。これで完結です。
猫人間の島にいっていろいろ発見するんです。
行方不明だったお父さんにも会えるし。
巫女さんのことは悲しいなあってところもあったけど、やっぱラストはいい。
猫人のことをさりげなく知らせていこうっていうの。
“さりげなく”っていうところがすごい現実的ですてき。
◆7/3『怪盗クイーンの優雅な休暇』はやみねかおる 講談社 青い鳥文庫 03/4
怪盗クイーンシリーズの二巻。
三巻が出たにもかかわらず、まだ読んでいなかったので読みました。
クイーンとジョーカー、そしてRD。
この組み合わせ、最高ですね。
かけあいがおもしろいです。
夢水さんシリーズと共通していることだけど、主人公がのんびりで少しとぼけている、この性格が好き。
☆7/2『しゃにむにGO LM』羅川真里茂 白泉社 花とゆめ 02/12〜03/4
伊出くんの成長シーンや、留宇衣につながりを持っている少年の登場
どれもこれも、すてきすぎるよ。
なんていってよいのか……。
これ以上は書けませ〜ん。
●7/2『ブラックキャット1』新井素子 集英社 コバルト文庫 84/1
今年の二月にやっと完結した、ブラックキャットシリーズの一巻。
古本屋でついに探し当てました。
千秋とキャットの出会いからちゃんと書いてあって、なんだか感動してしまいました。
ドロボウ話のファーストコンタクトって、すてきです。