読書記録2004年4月

★4/30『永遠の出口』森絵都 集英社 03/3
 一年たって、やっと新刊読めました〜。
 今回は、小学生の女の子が大人になるまでの話。
 連作短編です。
 一つ一つがインパクトあります。
 こわかったのは、小学生時代の話。
 あの担任のやつね。
 そんな先生いたら、ぜったい学校行けません。
 ってか、存在しているんだろうか。
 おそろしすぎです。
 全体的な感想は、“人生イロイロ”といったところでしょうか。
 何が起こるかわからないです。

★4/29『マルドゥック・スクランブル 〜燃焼〜』冲方丁 早川書房 ハヤカワ文庫 03/6
 マルドゥック・スクランブルの二巻です。  カジノに突入。
 カジノの法則(説明)が書かれているあたりが好き。
 これから戦闘だ! っていう感じで。
 けっこうなどきどき感がありました。

●4/28『リミット・ステージ2』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 03/10
 自分の友だちが、尚と聖の次のターゲットだと知った祥の話。
 弥生との関係も云々で、楽しかったです。  しかし、これ、リミット・ステージの後編だったんですね。
 あとで気づきました。
 まだ前編読んでない。

☆4/28『D-LIVE!!D』皆川亮二 小学館 少年サンデー 04/2
 相変わらず悟くんにほれぼれしています。
 自分の命もあやういっていうのに、相棒(この時は二輪車)まで助けようとするんだから。
 まあ、わたしだって捨てられませんけどね。

★4/27『マルドゥック・スクランブル 圧縮』冲方丁 早川書房 ハヤカワ文庫JA 03/5
 こまきさんから紹介いただいた本。
 ついに読むことができました。
 マルドゥック・スクランブルの第1巻。
 バロットの相棒(?) がネズミだったのにはおどろいたです。
 初めは人間かと思ってずっと読んでいました(ただの勘違い)。
 好きなところは、韻を踏んだ唄。
 言葉遊びが好きなわたしにはぴったりという感じです。
 あと、SMの話も印象的でした。

★4/27『しゃばけ』畠中恵 新潮社 新潮文庫 04/4
 病弱の若旦那が、妖怪たちと日々日常を暮らしていく様子を描いたもの。
 日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞を受賞しています。
 ラジオドラマ化もされました。
 本を購入した理由は、このラジオがおもしろかったから。
 妖怪たちとふつうに楽しく暮らせるなんて、わたしのひそかな夢です。
 なれたらなあ……なんて思っています。

☆4/27『D-LIVE!!C』皆川亮二 小学館 少年サンデー 03/11
 ブリッジの爆破事件もよかったけど、映画のロケの仕事の話が一番かな。
 CGなしの限界への挑戦というのがいい。
 あいかわらず、主人公の悟君の性格、大好きです。

●4/26『「K」からの手紙』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 02/12
●4/26『依頼人「K」』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 3/3
 東京Angelシリーズ18巻と19巻。上下巻扱いです。
 尚也と聖の関係を激写した写真が、クラスメートにばら撒かれるところから始まります。
 かなりおもしろい出だし。
 そして後編からは急展開vv。
 長い話だったけど、おもしろかったです。

☆4/25『しゃにむにGO CD』羅川真里茂 白泉社 花とゆめ 99/10〜00/2
 留宇井&延久もいいけど、もっといいコンビが登場(相手チーム)。
 個人的にはこっちが好き。
 特に鼻ピーの人。秋庭君。
 これからが楽しみ。

●4/25『銃弾に消える雨』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 96/10
 東京Angelシリーズの第4巻。
 久保の元へ昔の仲間が突然やってくる話。
 人を殺すことについてのこと。
 湊と久保のやりとりがおもしろかったです。

☆4/24『ふたつのスピカE』柳沼行 メディアワークス フラッパー 04/4
 テレビアニメでの最終回シーンがこの巻の冒頭部分。
 アニメとは違い、あっさり終わっていた。
 しかしこのあとの話、つまりアニメ化されていない部分は、やはり同じくあたたかくなる話が満載で、心が安らぎました。
 なんでこんなにいい気分になれるんだろう。
 本当に不思議。柳沼さん、最高です!!
 ものを分解する話が特に好き。
 わたしもこういう経験あるからよくわかる。
 本当に不思議なんだよね。
 まりかちゃんも変わってきたね。
 うれしいです。
 わたしも、宇宙を目指したくなる。

☆4/24『スパイラル 〜推理の絆〜J』城平京/水野英多 スクウェア・エニックス ガンガン 04/4
 ブレードチルドレンとミズシロ・ヤイバの謎が明かされる巻。
 神・試験管ベイビー・人工授精・血統・造物主・悪魔……
 興味をわく単語がとにかくたくさんでてきました。
 鳴海歩の役割の話はけっこう衝撃的。
 どきどきした。
 あ、あとまどかさんとの話、これもよかったです。

☆4/23『マリンカラーCD(完結)』SUEZEN 角川書店 少年エース 97/10〜98/9
 いいところで終わった三巻から、やっと続きが読めました。
 このラストまでの巻は、意外とあっさり終わったような気がします。
 とんとん拍子というか。
 でも、おもしろかったですvv

☆4/22『ツバサD』CLAMP 講談社 マガジン 04/4
 後半からは、また新しい国へ。
 う〜ん、記憶が戻りかけても、結局はだめなのね……。
 いいところで侑子さんに拒まれちゃった。
 残念。

●4/22『この闇に踊れ』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 00/6
 東京Angelシリーズ13巻。
 砂田萌との再会。
 今度の仕事は、もと『組織』の暗殺セクションにいた人間をやること。
 標的は尚也たちよりずっと上手で、いったいどうする! と思っていましたが、最後は意外な展開。
 ああ、なるほどねという感じでした。
 スリル満点♪
 再び少年犯罪についてちょっと思ったこと。
 このシリーズは大好きですが、毎回人殺しの話なのでそれを考えちゃいます。
 だって、主人公は人を殺しているのに、自分の友だちを人質にとられたら、“殺すな”っていうんですよ。
 それは人間の感情としては当たり前だけど、いえることじゃないもん。
 かってすぎる気がする……。
 作者さんの想いはちゃんとわかるんだけどね。

●4/22『また還る日まで』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 99/8
 東京Angelシリーズの10巻。
 3つの短編集。
 話は短いけれど、けっこうなスリルが味わえました。

☆4/21『しゃにむにGO @A』羅川真里茂 白泉社 花とゆめ 99/3〜7
 優秀な成績を残した陸上をやめ、テニスをやり始めた主人公と、大好きなテニスを無理やりやめさせられたのち、再びやりだした天才プレイヤーの話。
 二人とも高校1年生。
 二人の関係がいいです。
 テニプリとは違うおもしろさ。

☆4/21『D-LIVE!!@〜B』皆川亮二 小学館 少年サンデー 03/4〜8
 警察には負えない事件を扱う秘密組織モノ。
 同じ秘密組織モノの「東京Angelシリーズ」にはまっているので、この漫画の存在を見つけられたのはうれしかった。
 わたしが好きな分野です。
 タイトルとカバー絵からしてずっとレース関係かと思っていたけど、それは大きな間違いでした。
 どんな乗り物でも運転できちゃう能力を持った主人公のお話。
 これがけっこうおもしろい。
 ハンドルを持った瞬間目つきが変わる。
 車などの運転シーンが好きです。
 いつもはどこか抜けたような感じですけど、ここだけは生き生きしているから。
 かっこいいです。

●4/20『ヒカリの森』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 99/5
 東京Angelシリーズの9巻。
 組織の仕事じゃなくて、一般人からの依頼から、組織がかかわってきます。
 システムCのことがちょっとわかったり。
 今回も満足できました。

●4/20『帰りたい海』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 98/10
 東京Angelシリーズ第8巻。
 主人公尚也が、組織に残るか福岡に帰るかをはっきりと決める話。
“殺人を犯しているのに、弟に平気な顔をして会っていいのか”という葛藤のあたりがすごくよかった。
 だって、主人公は犯罪者だよ。
 罪を感じないのかって、ずっと気になっていました。
 人にはそれぞれ理由ってのがあるけどさ、さすがに犯罪はまずいでしょ。
 でも結局組織にいることにしたわけだけど、それもいいかなあと、読んでいるうちに納得してしまったのも不思議。

★4/14『クラウド・コレクター』クラフト・エヴィング商會 筑摩書房 ちくま文庫 04/4
 98年に出版されたハードの文庫版。
 手に取りやすくなってよかったなあと思っていたけれど、写真はすべてカットされたようです。
 そこら辺が残念なんだけど、でも内容はおもしろいし、装丁もよくできているので、十分満足しています。
 あとで気が付いたけれど、これって『すぐそこの遠い場所』とリンクしていたんですね。
 こちらが最初みたいです。
 (逆に読んじゃった)。
 
●4/12『輪廻ノムコウ』あかつきゆきや メディア・ワークス 電撃文庫 04/4
 吸血鬼や魔女に関しての話。
 こういう系に弱いのでついつい買ってしまいました。
 吸血鬼が主です。
 その吸血鬼の定義というか、世界というか、それは同じ電撃文庫からでている『吸血鬼のお仕事』とはまた違うものでした。
 こちらのほうがわたしのイメージする吸血鬼に近いです。
 現実の世界で生きる吸血鬼なので。
 信じる人が少なくなってきたから存在が薄くなってきたとか、そんな感じのものがすきなのです。

★4/10『すぐそこの遠い場所』クラフト・エヴィング商會 筑摩書房 ちくま文庫 04/4
 待ちに待った、クラフト・エヴィング商會さんの本の文庫版!
 ハードは未読でしたので、とてもうれしかったです。
 この語り口調が好き。
 これは実際のこと? 本当の話なの? 
と思わせる書き方がいいのです。
 作り話なのか現実なのか、いくら読んでもふしぎはふしぎのまま。
 ああ〜、なんていいんだろう、この感覚。

●4/10『君が映る世界を』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 98/7
 東京Angelシリーズの7巻。
 組織の人が尚也たちの学校に転校してきます。
 それも聖の知り合い。
 今後、この三人がどうなっていくか、めちゃ気になります。
 そしてもう一つ、この本の中心はそれではなく、尚也と聖の関係、そして弥生と祥の関係が、クラスの女の子にばれること。  写真をとられてしまったので、ごまかしようがなくなって、どうする!?
 と、はらはらどきどきしていました。
 最後の解決の仕方、とても気に入っています。
 
●4/10『漂流少年』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 97/10
 東京Angelシリーズの5巻。
 二人にカツアゲしてきた高校生が、なぜか組織の銃を持っていたことで、事件が始まります。
 今回は組織の人たちがけっこう登場してきて、それだけでも楽しめました。
 組織って何モン!?
 すごいです。

●4/10『永遠のセレネ』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 96/7
 東京Angelシリーズの3巻。
 芸能人の護衛が今回のお仕事。
 あいかわらず、尚也と聖のやりとりが笑えます。
 最高でした。

★4/7『日本のスイッチ』佐藤雅彦研究室 毎日新聞社 04/4
 読者参加型の企画。
 毎日新聞の月曜紙に連載されているものです。
 好きなおかずは最後に食べるか、土曜の夜と日曜の夜で好きなのはどっち? 、将来ロボットと生活したいか、などなど、身近なアンケートのようなもの。
 これがなかなかおもしろいんです。
 自分と同じ考えを持った人を発見できたり、とにかくやってそんはない!
 参加方法は、携帯のWEBで毎日新聞の“日本のスイッチ”にアクセス!

●4/7『小説 スパイラル〜推理の絆〜4』(完結) 城平京 スクウェア・エニックス04/3
 WEBで連載されていたものの完結版。
 くるみのお話が終わるのか、だったらくるみ中心話だなあ……
 と思っていたら、鳴海さんもいっぱい登場しているじゃないですか!
 しかもまだ小さいころの話。
 まどかさんとのファーストコンタクトのエピソードまで。
 くるみさんとの会話もしていたんですね。
 びっくりしました。

★4/7『キャラクター小説の作り方』大塚英志 講談社 講談社現代新書 02/2
 平野敬さんにBBSで紹介された本です。
 ついに読むことができました。
 ジュニア小説によくありがちな、“片目だけ瞳の色が違うキャラ”をあつかった話や、多重人格探偵サイコなどのことについて語ったものでした。
 なんかちょっと読んだことあるなあと思ったら、スニーカーから出ている『おーぷんハート』の解説かいた人がこの著者でもありました。
 (『おーぷんハート』の後ろに小説の書き方講座がついていて、その担当者が大塚さんだったわけです。)
 いろいろ勉強になりました。
 ジュニア小説の法則とか、やっちゃいけないこととか。
 今後参考にして見ます。

◆4/7『こちら地球防衛軍』さとうまきこ 講談社 03/4
 2000年10月2日に地球が滅びる……
 駅にある掲示板には“あと○日で地球が滅びる”というようなメッセージが書かれていた。
 それもちゃんと、日が変わるごとにカウントダウンは更新されていく。
 いったい誰が何の目的で書いているのか、主人公たちは見張りなどをしてさぐっていくのですが、なかなか犯人がわかりません。
 そこらへんがじれったくもありますが、おもしろかったです。
 あと、福山雅治や長渕剛など、有名人の名前がけっこう登場したりするので、けっこうリアルな世界に感じました。

◆4/6『虹果て村の秘密』有栖川有栖 講談社 ミステリランド03/10
 昨年創刊された講談社のミステリランドのもの。
 推理作家になりたい男の子と、刑事になりたい女の子が事件の謎を追っていく話。
 個人的には、内容よりあとがきのほうが楽しかったです。
(トリックもおもしろかったけれどね)

◆4/5『忍者KIDSD』斉藤栄美 ポプラ社 03/8
 もう6巻が出ているのに、今さら5を読んでいないことに気づいたわたし。
 今回もいろいろと楽しかった。
 忍者の知識が学べるっていうのもいいけど、ほかのことも勉強できるっていうからいいよね。
 ダーツのこと、ぜんぜん知りませんでした。
 ずっと中心が最高点だと思っていたから。
  よく考えてみれば真ん中って、ねらいやすいですよね。
 だからフレンドパークはタワシなんだ。
 MAX点もおもしろい。
 なんと66点!(微妙)。

●4/3『東京Angel』本沢みなみ 集英社 コバルト文庫 95/10
 図書館にあったのをなんとなく借りてきました。
 予想以上におもしろかった!
 少年少女の秘密組織モノ。
 組織から命令を聞いて、暗殺やらをしていくもの。
 主人公は高校生なのに、拳銃が使えちゃうし、運動能力も抜群。
 それは“組織”に訓練されたから。
 危険といつも隣り合わせではらはらどきどき。
 こういうの、大好きです!(九番目のムサシとか……)
 続きが早く読みたい!
(しかし、冷静になって考えてみると、彼らのやっていることは100%犯罪行為なんだよね。暗殺なんだから。警察いきですよ。それを正義みたいに描くこの小説って……。
 と考えると、頭の中がわけわかんなくなります)

☆4/3『名探偵コナン45』青山剛昌 小学館 少年サンデー 04/4
 あいかわらず字が多い……。
 すべてが論理でなりたっているところがあまり好きじゃないんだけど、おもしろいです。
 17日公開の映画、早く見たい〜

☆4/2『マリンカラー@〜B』SUEZEN 角川書店 少年エース 95/10〜97/4
 人魚と人間の話。
 人魚姫をベースにしたものではないですが、人魚と人間の恋を描いたもの。
 おもしろいです。
 最後にでてきたコインの秘密が気になる〜。

☆4/2『神撫手A』(完結) 堀部健和 集英社 少年ジャンプ 04/4
 ドロボウものです。
 ストーリーはいいんだけど、登場人物に不満……。
 打ち切りになった理由がわかる気がします。

★4/1『クリック〜佐藤雅彦短編集〜』佐藤雅彦 講談社 98/3
 だんご三兄弟の作者,佐藤雅彦さんのショートストーリー集。
 もちろん,だんご三兄弟もあります。
 しかし,ここでのだんご三兄弟を読むと,面白いことを発見できます。
 歌では“一番上は長男”ですが,実は一番上は“三男”ではないか? 
 という新しい考え方がうまれています。
 その理由っていうのが,非常に納得できるものなんです。
 兄弟思いの長男なんだなあって。
 ほかは,「電車で隣の人にぜひ読ませたい詩」というのは笑えます。
 こんなのがあったらいいな〜と思ってみたりvv

◆4/1『まったき動物園』エドワード・ゴーリー 河出書房新社 04/01
 幻想の動物を集めた絵本です。
 面白い生き物に出会えます。
 わたしは,やたらと足が大きいカラスみたいなイキモノがお気に入り。

◆4/1『本なんてだいきらい!』リタ・マーシャル 西村書店 00/10
 ペットのせいで本が嫌いになった子どもが,再び本を好きになるまでのお話。
 これは絵本です。
 ストーリーはまあまあですが,驚いたのが,絵の解説が載っているところ。
 この絵がこういう風に描かれているのは○○だからだよって,解説がなされているのです。
 気にとめずに見ていましたが,これを読んだあともう一度本文を読み返すと,また別の味わいがありました。
 絵の解説を含めた絵本っていうのもいいな。
 作家さんの想いもわかるし。









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