読書記録2004年3月

★3/30『吸血鬼伝承』平賀英一郎 中央公論社 中公新書 00/11
 西洋でいわれる吸血鬼にまつわる話。
 オカルトネタはあまり好きではないですが、“伝承”と聞くと、つい読みたくなってしまうんです。
 吸血鬼を見分ける力のある「土曜日に生まれた子ども」の話とか、好きです。

☆3/24『MAGi MAGi』(完結) 鈴木次郎 一賽社 ZERO-SUM 04/3
 突然魔法の国にきてしまったアキラが、自分の国に戻るまでの話。
 はっきりいってギャグが多くて笑えずにはいられないんですけど、さすがにもとの世界に帰るってときはシリアスになってしまいました(でもすぐ笑いに戻ります)。
 魔法の世界に突然いってしまうありきたりの話とはぜんぜん違います!
 読んで損なしの魔法モノ!

☆3/23『KING OF BANTED JINGE』熊倉祐一 講談社 マガジンZ 04/3 
 何度見ても絵がきれい〜。
 熊倉さんの不思議せかいにほれぼれです。
 今回は音楽系の世界。
 楽器や楽譜が飛び出してくるような躍動感がたまりませんでした。
 ああ、同時発売の画集トランプがほしい……。

■3/27『狐笛のかなた』上橋菜穂子 偕成社 03/11
 ついに読むことができました!
 上橋さんの新刊!
 ああ、もうなんていい話なんだろう。
 小説なのに、読んでいると情景が鮮明に浮かび上がってくるんです。
 恐ろしい感じとか、一生懸命走るシーンとか、戦いのシーンとか、すべてが映像を見ているようでした。
 めちゃめちゃおもしろいです!!  スタジオジブリが映画化してくれそうな感じ。
 というか、ぴったりすぎですよ、これは。
 
 全体的な流れは、使い魔にされた野火を、主人公が主から解放してあげるという感じかな。
 好きな人(主人公)を殺せと命じられているのですが、どうしてもできない。でも心臓は主に握られているので逆らえない……。
 『犬夜叉』でいう神楽のような立場に、野火はいます。
 ラストは悲しいんだけど、情景がうつくしいんです。
 本当にきれい。

 小春丸のことも書きたいんだけど、ちょっと抑えておきます。
 彼もすてきなキャラです。

★3/27『プチ哲学』佐藤雅彦 中央公論新社 中公文庫 04/3
 ついこの前ハードを買ったのに、すぐ文庫になったことにショック。
 もう少し待っていればハードを買わずにすんだのに……。
 でも、文庫のための書下ろしがついていたからよかったです。。。
 ハードにしかついていない読み物っていうのもあったしな。
 結果オーライ。
 ラストの日記の部分の、nepiaの看板、デザインめちゃくちゃいいです!
 実物をみたい……

☆3/27『シュガシュガルーン@』安野モヨコ 講談社 なかよし 04/3
 小さな魔女ふたりが魔界の時期女王を決めるために、人間界で生活をするという話。
 彼女らの目的は、人間のハートを奪うこと。
 このハートは、人間が恋をするときとかにどきどきする感情です。
 多くあつめたほうが勝ちっていう寸法らしいです。
 女の子のいきいきとした感じが好き。

☆3/27『鋼の錬金術師F』荒川弘 スクウェア・エニックス ガンガン 04/3
 スケジュール帳付をげっと。
 人造人間の話です。
 アルの魂定着の情報との取り引きのあたり、すごくよかったです。
 どきどきです。  師匠がアルを助けに行く場面と、エドがアルを助けに行くところ、そこら辺が好きです。

★3/23『しあわせレシピ』小森まなみ 主婦の友社 04/3
 彼女のエッセイと、お料理のレシピが書かれています。
 エッセイは、かなりハッピーになれることがいっぱいで、こころがあったかくなりました。

☆3/21『少年進化論@』くさなぎ俊祈 集英社 マーガレッド 04/3
 いわゆる芸能モノ。
 これもおもしろかったです。

☆3/20『金色のガッシュ!! N』雷句誠 小学館 少年サンデー 04/3
 まさかあの人がっっ〜(泣)
 かなりショック。
 後半は感動。
 ギャグもまざっているんだけど、やっぱストーリーは最高です。
 さて、いいところで終わりましたが、次はどうなるんでしょうねえ。
 
◆3/20『ペガサスの騎士』村山早紀 童心社 フォア文庫 04/3
 新・シェーラひめのぼうけんの3巻です。
 今回もかなりあたたかい話でした。
 とある国の王さまの、昔犯した罪の話、けっこうじーんときました。
 これは前のお話を読んだからこそあじわえるものですね。

◆3/18『ヒント? vol.1』アンソロジー(あさのあつこ、深沢美潮ほか) ジャイブ 04/3
 新しく創刊した児童向けの小説。
 連載モノのミステリー集です。

 >「時空ハンターYUKI」あさのあつこ
 さすがあさのあつこさん!
 めっちゃおもしろかったです。
 巻頭ってだけあります。
 この本の中で、一番先が気になるものでした。
 即文庫化希望です。

 お気に入りキャラは弟クン。
 姉ちゃん(主人公)との絆が素敵。

 >「IQ探偵ムー」深沢美潮
 フォーチュンクエストよりこっちの方がおもしろかったです。
 日常にころがってる謎解き、大好きです。

 >「宝さがしクイズ」 楠木誠一郎
 新聞に載っている暗号を解いて、宝をみつけるという話。
 その暗号ときがけっこうおもしろかったです。
 でも、わるものとの対決に使った暗号は、とっさには解けなかったわたし。
 すぐに解けなかったら殺されるじゃん!
 わたしは死んでます。
 それがすぐにわかった彼らはすごいです。
 (冷静に考えれば簡単だけど)

 しかし、どうして時代が明治時代なんだ?
 平成って感じがするのはわたしだけ?
 もっと明治時代っていうことをアピールしてほしかったなあ。

◆3/16『黄金蝶ひとり』太田忠司 講談社 ミステリーランド 04/1
 すっごくおもしろかった。
 めちゃめちゃおもしろかったです。
 正直あまり期待していませんでしたが、こんなに面白いとは思いませんでした。
 太田さんの本は角川から出ている「レンテンローズシリーズ」しか読んでいないのですが、それよりよかったです。
 ミステリーランドにふさわしい内容でした。
 今までに同じミステリーランドの本は、『ぼくと未来屋の夏』『透明人間の納屋』を読んできましたが、どれもおもしろいんです。
 これなら子どもも喜ぶなあっていう、本当に楽しめる内容。
 プッシュしまくります。

 まず、出だしがおもしろかったです。
“著者が誰か当ててみろ”だなんていうのです。
 太田さんじゃないらしいです。
 (答えはあとがきで暴露されています)
 それに、あやしい暗号(こちらは考えてね、で終わっています)。
 謎解き、楽しすぎです。

★3/14『経済ってそういうことだったのか会議』佐藤雅彦 竹中 平蔵 日本経済新聞社 00/4
 “そういうことだったのかあ”
 というのが感想です。
 わからなかったこと、よくわかりました。
 ダウ平均株価とか。

■3/10『どろぼうの神さま』コルネーリア・フンケ WAVE出版 02/4
 まるで、「明日のナージャ」のキースとフランシスを見ているようでした。

★3/6『プチ哲学』佐藤雅彦 マガジンハウス 00/6
 どれもこれも楽しい哲学でした。
 お気に入りは、“情報がないという、情報”。
 実はこの問題、中3の数学の時間に考えさせられたことがありました。
 わけのわからないまま終わってしまったのですが、ついにその謎が解けました。
 ちょっとした感動です。

☆3/6『NARUTO−ナルトー 21巻』岸本斉史 集英社 少年ジャンプ 04/3
 シカマルかっこいい〜vv
 チョウジもかっこいい〜

☆3/6『ONE PIECE 32巻』尾田栄一郎 集英社 少年ジャンプ 04/3
 空島の完結編です。
 ついにエネルも倒され、みんなで宴会でした。
 ココヤシ村やアラバスタのときと同じく、読んでて楽しかったです。
 しかし、あの黄金の柱はもったいなかったなあ。

☆3/6『BLEACH 12』 集英社 少年ジャンプ 04/3
 隊長や副隊長たちがいっぱい出てきましたね。
 わたしは日番谷くんが好き。
 顔もいいけど、人間性もいいから。
 でもあまり登場しないんだよなあ。
 巻末のコンさんコーナーは、めちゃくちゃ笑えますね。
 なんであんなにおもしろいんだろ。

☆3/6『壮太君のアキハバラ奮闘記A』鈴木次郎 スクウェア・エニックス Gファンタジー 04/3
 とにかく、笑えました。

★3/3『懐かしい日本の言葉』藤岡和賀夫 宣伝会議 03/12 
 “その手は桑名のやきはまぐり”や“何かようか九日十日”とか、懐かしいものを集めたもの。
 今あげたのは本当に懐かしい部類。
 よく聞くものとしては、“てんやわんや”や“感謝感激雨あられ”などなど。
 NHK教育で放送中の「にほんごであそぼ」で使われたことばがたくさん収録されていたので買ってしまいました。
 同番組の中で“オットガッテン音頭”というものがあるのですが、その歌詞に使われていることばの意味、ほとんどがわからなくて、すっごく気になっていたのです。
“ありがたいならいむしゃ鯨”“何が南京唐茄子かぼちゃ”“おそれいりやの鬼子母神”
なんとなくわかる気がするのですが、本当のところを知りたくて知りたくて。
あと、一つ面白いものも見つけました。
“引かれものの小唄”
西尾維新さんの『サイコロジカル』のサブタイトルはここからきていたんですね。
“曳かれものの小唄”と変えてありました。
うまいです!

★3/3『超人計画』滝本竜彦 角川書店 03/7
 “彼のいいたいこと、よ〜くわかりました”
 というのが感想かな。
 心にたまったものを、本当にきれいさっぱり出していました。

●3/1『フリッカー式』佐藤友哉 講談社 講談社ノベルス 01/7
 表紙はあまり好きではないのですが、買ってしまいました。
 メフィスト賞の受賞作だからです。
 妹を殺されたことによる、主人公の復讐劇です。
 やり方がかなりイヤなんだけど、これが現代人だよなあと納得させられてしまう。













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